父親たちの星条旗父親たちの星条旗」を見てきました。

私からみれば、“父親たち”ではなく“祖父たち”にあたる年代になってしまうけど。


なんの予備知識がないまま、映画に挑んだので、誰がどんな役割なのか把握できず、物語はどんどん進み最初は戸惑いましたが、これは、ただの戦争映画ではありませんでした。“英雄”と賞された3人の兵士たちの、帰国後の苦悩がしっかり描かれていました。


ネイティブアメリカンのアイラ・ヘイズが一番心が純粋だったのだろう。その苦悩に耐えられず自滅していく様子が痛々しかった。同士のネイティブアメリカンからも、白い目で見られ、どこにも居場所がないように思えた。唯一の救いは、イベントに同行する海軍のPR担当者のキース・ビーチ(ジョン・ベンジャミン・ヒッキー)とアイラとは、毎晩お酒を酌み交わす仲だったようだ。(パンフレットに書いてあった)


戦争は終わっているのに、苦しみはまだ続く。硫黄島での戦いは36日間だったが、若い兵士たちはその後何十年も苦しみ続けるとはなんという皮肉でしょう。


その他、パイロット視点の映像が素晴らしかった(CGだと思うが)


その他、無名のキャスティングも、効果的。ざっと映画をみて、知っている俳優はほとんどいませんでした。(私が映画に無知なだけかもしれないけど) 後々知ったのは、ラルフ・“イギー”・イグトナースキー(ジェイミー・ベル)は、『リトル・ダンサー』(英)の主人公の子役だったことでしょうか。無名による役者の演技で、ドキュメンタリー性が増しています。


クリントイーストウッド、76歳とは思えない改心の出来の映画。この映画で、涙こそなかったものの、それ以上の強いメッセージを感じました。12月公開の『硫黄島からの手紙』(日本からの視点)も見なければ!


■父親たちの星条旗
http://wwws.warnerbros.co.jp/iwojima-movies/

評価: ★★★★★



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静かな旋律が感動を再び呼び起こします。。
いい音楽です。でも悲しくさせます。