「ボランティアの存在は、3月11日を思い出させる」
とても記憶に残る言葉でした。。
確かに、私たちボランティアは
3月11日がなかったらそこに存在することはないんです。
だからこそ暗くなってはいけない、
「楽しんでください」と言われてボランティア活動に向かったのですが、
毎日、本当に楽しんで活動させていただきました。
瓦礫撤去作業では
一見きれいに見える土台だけが残された場所を
掘れば掘るほど、そこに住んでいた人の生活に触れることができました。
今週同じ場所で作業した友人たちから
住んでいた方がいらして掘り出された物を持って帰っていらっしゃると聞き、
その土地をきれいにすることと同時に
思い出を探すお手伝いもできたのかな、と思いました。
仮設支援、漁業支援は直接被災者の方とお会いする活動でしたが、
それは特別なことをするのではなく、ごく普通の時間を提供するお手伝い。。
みなさんが震災について話してくださることは、まずありません。
堤防の上から眺めた海。
きれいで穏やかな姿から、あの日を想像することはどうしてもできません。
ボランティアはいつかいなくなる存在。
まだまだ時間はかかると思いますが、
いつか私たちの存在がいなくなる日まで、
お手伝いできることはしていきたいと思います!
カリタスジャパンを通してお手伝いできることに感謝!
8月も、稽古のお休みの期間にまた米川に行くつもりです!!