自分が物凄い表情になってるのがわかって、限られた人間しかいない場所ではあるが、人目のある場所で、絶対してはいけない顔になっていることがわかっていたが、止められない、
と思いながら目の前の男を殴ろうと立ち上がったチャンミンの前に、
何かがすばやい風のようなものが空をきって、
すぱーん、と、ビンタが炸裂し、
男の顔肉がたゆみ、ゆがむのが見えた。
「ユイ っ」
「さっきっから、
気持ち悪いんだよっ」
テレビで見せるか細げな、可憐な、セクシーな様子とはかなり違う態度で、
椅子を蹴倒さんばかりの勢いで立ち上がった彼女は、
「あんたのベッドテクなんか、
オッパに語るな、祖●ん野郎」
男どもが固まるなか、
顔を真っ赤にした人気ドラマの主役をはる
人気女優が、雄々しくも高らかに、
狭い店に響き渡る声で元恋人を罵った。
「その彼女はひゃくぱーいってないし、
あんたは今までの人生で誰もいかしてないし、
あたしだって一回もいってない。
ユノオッパの方が、
あんたの一万倍ウマイしデカイんだよ!」
二度とアタシの前に現れないで、
セクハラ野郎。
※sさんごめん...
※もうちょっと続く。