恋愛映画を時々見たくなる。心が疲れているからかな。。
この映画は、2013年の越谷オサムの作品を映画化したものだ。
●ストーリー
主人公の真緒(上野樹里)と浩介(松本潤)は、中学時代の同級生。
真緒がいじめらているところを浩介が助けたことから二人は仲良くなるが、
浩介の転校で二人は離れ離れになる。数年後、二人は社会人になり、
真緒は下着会社の広報担当、浩介は鉄道会社の看板を扱う会社の営業として働いていた。
そんなある日、下着会社の名前を宣伝したいという真緒の会社に、
浩介の会社がプレゼンに訪れた際、二人は偶然再会する。
同級生ということもあり、会えなかった時間を取り戻すように、
二人は距離を縮め、付き合うことになる。
ただ、真緒には浩介には言えない秘密があり、
真緒の父から真緒の秘密を聞くことになる。
●感想
・「今日の日は長いといいな・・・」人間でいることができる真緒の最後の日、
老婆が言った言葉だ。誰かの願いに心を傾け、
一緒になって願う老婆にやさしさを感じたし、
自分も人の幸せを願える人間でありたいと思った。
・人は、大きなストレスにより、
「怒り(不安や恐怖)」→「抑うつ(自暴自棄)」→「交渉(つじつま合わせ)」→「受容(感謝)」と心が動く。
この映画では好きな人と暮らした楽しい思い出が、
好きな人の死によって記憶が消えてしまうストーリーになっているが、
辛い状況を乗り越え、自分の中で整理ができた時、
二人の思い出が人生の糧にできる自分であるならば、
一人になってたとしても二人の思い出は大切にしたい・消したくないと思った。