行列ができる食堂の支配人 | 燃える!サラリーマン

行列ができる食堂の支配人

私の会社の食堂はいつも行列ができる。

決してうまいわけではない。

そこしか無いので、全従業員が群がるからだ。


イメージは、給食センターのおばちゃんたちがたくさんいて、

そこにセルフで好きなご飯をとる、古いスキーのレストハウスを想像してもらえればよい。


こんなまずいメシになんでこんなに並ばなければならないのだろう??

と、いつも行列に並んでいる自分を客観視しては心で泣く。


さて、食事が終わって会計をしに行くと

最後に会計行列が待っている。

社員カードでピッなのだが、これが行列になる。


うどんのおばちゃんが出てきてレジを打った後、

茹でているうどんをあげに戻る始末。

何とかしてもらいたいものだ。


さて、それを見かねたのか、今日は支配人がレジに立っていた。

(正確には、支配人らしき人。
しかし、給食のおばちゃんたちが並んでいる中で
明らかに異質な風貌の伯父さまだった。)


お初である。

しかし、その支配人はやってはいけないことをしていた。

カツラなのだ。

若干浮いている。

俺と後輩は、食器を片付けることも忘れ、

ただただそこで立ち止まるしかなかった。


食堂に支配人あり!


私の会社にある行列ができる食堂の話でした。