「朱に交われば赤くなる、、、か」

 

しかしながら

 

「泥中の蓮、、、、とも」

 

ツッパリグループに属していながら

一人だけナンバースクールに進んでいったりするやつ

 

ワーキングクラスからナイトの称号まで辿り着くやつ

 

決して黒くも

赤くも染まらない

 

かといって交わりを避けるわけでもない。

 

「別に真っ白じゃないよ」

 

彼は言う。

 

「純じゃないって」

 

純をキドッタリしていない。

 

ただ清々しく

颯爽としているだけだ。