「プリンスプリンスってどう?」
「どうって?」
「略してプリプリでさ
面白いじゃん。オレたちプリンス好きだし」
「面白さ求めてないんじゃん。。
ノープリンスって言われちゃうんじゃないかなあ・・・・」
「そうかあ
じゃあ
ミッシェルガンエレファントカシマシは?」
「・・・・・・」
「ミッシェエレカシとか略されたりしてさ笑」
「略にこだわらなくてもいいんじゃない?」
「そうかあ」
「そうかあじゃなくってさ!
パクリばっかじゃんさっきから」
「じゃあそっちはどうなのよ」
「やっぱオリジナリティーがなくっちゃさ」
「オリジナリティーとかいうけどさ
初めは模倣から入るもんだぜ。
ピカソだって模写すごいんだぞ」
「ちょっとずれてない?」
「あとはわかりやすさなわけ。
一発で覚えてもらうには・
突拍子もないような訳わかんないようなインパクトか
すぐに覚えちゃうようなすでに知っているものの組み合わせとかね」
「それはわかる気もするけど」
「例えば松田聖子がアメリカ進出した時にさ」
「聖子ちゃんが?」
「マツダといえば車のマツダ、聖子といえば時計のセイコー
すでにアメリカ人が知っていた言葉の組み合わせですっと入っていったんだよな」
「まあそうだけど、それはたまたまじゃん。。。」
「ツーことでおれはエキスポでいいと思うよ」
「・・・・・・・・」