野原広子さんの「妻が口を聞いてくれません」
ゆむいさん作品(一応原作者つき…)「親になったのはわたしだけ?」
最近この作品を読んで、自身の加害性に向き合わないで夫ばかりを責めるのは間違ってるよなと思った。
妻が口を〜は、夫に散々自分の心を踏みにじられたからといって、妻が夫を無視するのは完全なる暴力だ。
ゆむいさん作品は出産当日に妻が夫に暴言を浴びせ、出産が終わった後ケロッと「ごめんね〜」で済ませるのは本当ひどいと思う。
多分この奥さんが同じ言葉を旦那さんに言われたら、「絶対許さない」って言うんだろうな…
ふたつの作品が伝えたいことは「妻を家政婦扱いするな」「育児や家事を全部妻に押し付けるな」だというのはわかってる。
でも「これだから男は!」ばっかり主張すると、伝わってほしい肝心の男の人には小言にしか感じないと思う。
ぶっちゃけこれら作品の感想やレビューは「女ってくだらねー」で終わってるし。
男VS女批判合戦は意味ないから、こういう手法の伝え方はよくないのでは。
まぁこういう手法だからSNSでバズるんだろうけど…
めんどくさいこと全部妻に任せて、ちょっとかっこいいこといったり背中見せればなんとかなっていた昭和夫がダメなんですよ。
夫も妻の、子の、手助けしてあげなきゃ。
妻も自分は働かなくていい養ってもらえばいいという思想はダメなんですよ。
何かあった時のために(大変だけど)手に職持っとかなきゃ。
最近のなろう系(私の幸せな結婚、鬼の花嫁)はその辺わかってんのかな…
「女は働かなくていいの❤」な昭和妻じゃいけないんですよ。
でも私の幸せな結婚や鬼の花嫁売れてるの見ると女性の方も意識改革されてない、手に職持ってないとどうなるかわかってない、危機感がなさすぎて怖いですね…
いやまじ働きながら家庭両立させるの難しいけど
あと散々夫を責めて離婚するのは勝手だけど、妻にとってダメ男でも、子どもにとっては大切なお父さんなのである…悲しいことに。
(離婚するなとはいってない)
離婚した後、子どもの心のケアもちゃんとして欲しいなぁとは思う。その辺の焦点も書かれてないからもやっとする。書かれてあっても妻側の都合のいい子どもになっちゃっててすげーこわい。
デジモンアドベンチャーで離婚により心に傷おった子が描かれてるので見てくだちい…(何回もいいますが離婚するなとはいってません)