夏目友人帳 陸 第2話 「明日咲く」 ネタバレ感想 | ウサギもきょのたまに更新するブログ

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だいぶネタバレです。


(個人的に)これは親と子の話でもあるなぁと思いました。



↑石洗い様(仕事は石をまぁ綺麗にすること)は音信不通になってしまった弟子の行方を探していました。



夏目は石洗いの「弟子を探して欲しい」という願いを引き受けます。

理由は自分と重なったから。


夏目にとって、滋さん塔子さんは初めて自分を受け入れてくれた人であり、大切な人達です。




いずれ自分も一人前になってこの家を出るんだろうけど、それでもたまに帰りたくなるだろう、少しでもいい、繋がっていたいと願うだろう、だからずっと師匠である石洗い様に手紙を送っていた弟子が突然手紙を寄越さなくなったのは、きっと何か理由があったのだろうと夏目は思ったのです。



んで、なんと石洗い様の弟子は払い屋に勘違いされ封じられてしまった模様。自力で封を破ったモノの、汚れてしまい、もう石洗いはできないとのこと。





それでも石洗い様は弟子と一緒にいたいと言います。





これ、弟子の辛さが私にはものすごくわかり泣いてしまいました。

志半ばで終わってしまうのはとてもつらい。
私も経験ありますが、親にここまで育ててもらって、色々やってもらったのに、期待されていたのに、ダメだった…申し訳ない、という気持ちでいっぱいになるんですよね。

でも私の親は責めるでもなく悲しむでもなく、ただただそんな自分を受け入れてくれました。

いや、それはそれでつらかったですよ?
責めたり罵ってもらえたら、ああやっぱり自分が悪かったんだと思えますが、許されてしまうとねぇ。どういう風に応えればいいかわからなくなるんですよ。

だから泣いてしまうんです。

師弟の話でしたけど、これ夏目が思ったように親子の話でもあるんじゃないでしょうか。

夏目は毎回泣かせる話だと思いました。まる。