今月発売中の中学野球小僧のテーマは「硬式VS軟式」。
少年野球球児の親としてはこれから子供が中学に上がる時、子供からどちらにするか相談された時にアドバイス出来るようにするためにも非常に興味深いテーマでした。
自分の子供の頃は近所に硬式チームはなく、野球が好きな子は中学の部活で野球部(軟式)に入るしか選択肢がありませんでした。
しかし、現在住んでいる市は、市内に二つのシニア(硬式)と一つの中学軟式野球クラブ、それと中学の部活と、選択肢は多く、この点は恵まれていると思います。
さて、中身を読んでみて、野球は野球、硬式、軟式どちらがいいかは結論が出ませんでした。双方にメリット、デメリットがあり、必ずこっちという決定打はなく、「絶対こっち」とは選べないなあという感想です。
そんな中で参考になったというか共感出来たのが花巻東から西武ライオンズに入団が決まってた菊池雄星選手のインタビュー記事。
彼はシニアの硬式チーム出身ですが、チームを決めるにあたっては硬式、軟式のボールの違いではなく、そのチームが自分にあっていて、楽しく野球を出来るかどうかということを考えて決めたそうです。
結局はそこだよなあ、
どのチームなら自分が一番頑張れるか、
どのチームでやれば一番自分を成長させられるか、
中学時代の野球を硬式にするか軟式にするかはあんまり関係ないかな?
それよりもチーム選びが大事。
選んだチームが硬式なら硬式をやればいいし、軟式なら軟式をやればいい。
ただ、少年野球指導者としつまた親として一つだけ注文を出すとしたら、そのチームを卒業するときに、入った時よりも野球が好きになってる。そんなチームを選んで欲しいな。