うちのチームは市内の大会の他に隣のまちのチームが主催している私設リーグにも参加している。
チームとしてはこのリーグを『教育リーグ』と位置付け、市内の大会を勝つための調整や準備、経験不足を補う場として活用している。
これまで二戦して一勝一敗。
リーグ前半戦の一つの課題として、今年のチームで数少ないサウスポーの一人をなんとか一人前の投手にする、というものがあり、この二試合とも先発で投げさせてみた。
ただ今のところ結果は芳しくなく、連続ノックアウト。二戦目に至ってはストライクが全く入らず1アウトも取れずに打者一巡して降板。
その後打線が奮起して結局この試合は逆転勝ちできたのだが、このサウスポー君、体も小さく性格もおとなしいタイプ。落ち込んでもうピッチャーやりたくないなんて言っないか心配だったので後日お父さんに聞いてみた。
「本人はピッチャーやりたいって言ってます。でも四球四球暴投死球で頭がドキドキしちゃうそうです」とのこと。
普通ドキドキするのは頭じゃなくて胸だと思うんだけど、この際それは置いといて、ピッチャーが嫌にならなくてよかった。ホッとしました。
まだ、たった二回失敗しただけ。
打たれてもストライク入らなくても、
『そんなの俺を投げさせた監督が悪いんだ~!』
って開き直って思いきり投げてほしい。
今週末も試合あるから少しだけでも投げさせるつもり。まだまだこれから。