彼に、

 

「ねぇ」

 

 

といわれ、

 

 

「ん?」と振り返ると

 

 

 

こう言われました。

 

 

 

「ちょっと、1週間実家に帰っていい?」と。

 

 

 

 

 

 

私は

驚いて、一瞬頭が凍りつきましたが

 

理由も聞かず、

 

「うん、いいよ★」

と、残念と笑顔の間くらいの

表情で(どんなんw)

 

そうかえしました。

 

 

 

 

 

 

 

そこから私たち夫婦の

1週間別居生活が

 

はじまりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これは

夏前くらいの出来ごと。

 

 

 

新年度を迎え

会社でのポジションが変わって

忙しそうな彼。

 

 

今までは定時で帰ってきていたのに、

今年の春からは

22時とか23時とか

毎日残業でした。

 

コムギもまだ小さく、

夜に泣いてしまって

彼は寝不足になることも。

 

 

 

 

そんな毎日が続き、

 

だんだん

彼が

痩せていきました。

 

 

 

 

体格がいいほうだったので、

痩せ初めは、

二人して、

 

いままで痩せるといって全然痩せなかったので

 

やっと私の理想の体つきになってきた♥と

喜んでみたり。

 

 

 

 

 

けど、

 

日に日に

さらに

痩せていき

 

 

おかしいなと思ったころには

 

 

誰が見ても

がりがりに。

 

 

 

もとの体重より

20キロ弱痩せてしまっていたのです。

 

 

 

 

 

 

じつは

春の健康診断で

 

 

血糖値に異常が見られ、

糖尿病の気があると忠告。

 

 

 

しかし、

病院にいく時間がないほど仕事に追われていた彼は、

 

自分の体を後回しにして

過ごしていました。

私はなんど病院に行きなよ。といったことか・・。

でも、会社ではたまたま色んなことがあり

どうしても行けない状況がつづいていたようで。。

 

 

 

 

普段無口なよくいくコンビニの店員さんにまで

「痩せすぎじゃないですか?大丈夫ですか?」と言われるほど。

 

 

そんなもはや手遅れになってから

いく機会ができたようで、

 

 

 

 

やっと検査に。

 

 

 

 

 

 

 

このころ、

検査の結果がでる前の段階でしたが、

 

いろんな症状からして、

ほぼほぼ糖尿病と断定。

 

 

 

 

 

 

スイーツ作りしてる嫁に

糖尿病の旦那とか

 

ギャグでしかない。爆

 

 

 

と思いつつも、

 

 

もともと甘いもの嫌いだったのに、

一緒に過ごすうちに甘いものがすきになった彼。

私にも責任があると、私自身も

自分を責めるように悩み始めました。

 

 

 

そのころ彼は

体力も衰え、

仕事か帰ってきたら

すぐに横たわり、

 

私も、どうしたらいいかわからず

なるべく

今までの生活と変わらないように

接しているものの、

 

彼の体力の衰えと

私の仕事と育児(こむぎはまだ保育園に行っていない時。)のとの余裕のなさで

 

 

どんどん会話も減っていきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな中、

健診結果でいわれたことが、

 

 

 

 

 

「よくこんな状況で

ここまで働いてたね。

 

結果は、

 

糖尿病1型でした」

 

 

 

 

 

 

とのこと。

 

私は知らなかったんだけど、

 

 

糖尿病には

 

 

1型と2型があるようで、

 

 

 

 

 

 

2型は一般的な糖尿病で

生活習慣からくるものですが、

 

 

1型は

もう一生治らないといわれている

遺伝的なもの。

 

 

 

「10万人にひとりの確率でなります

 

ちょうど運がわるく、ストレスとか色んなことが重なり1型になってしまったようだよ」

 

 

 

と、医師から言われた。

という話をしつつ

 

 

 

 

彼が、

「10万人に一人とか、〇〇の保留がレインボーになるのと同じ確率じゃん!!!」と

 

よくわからない昔やっていたパチンコの演出で

例えを、面白おかしくするつもりで言ってくれたんだけど、

 

 

もうその目の奥は

とても悲しそうで、

 

 

改めて

自分の病名が明確になって

受け止めなきゃいけない状況になり

 

さらに

その病気が

 

一生関わっていかなくてはいけない

病気ともなると

 

 

そりゃあ

ショックだよね。

 

 

 

そんな

彼をみたら

 

 

 

私は

 

私が悲しんでなんて

いられない。と思い

 

 

そんな彼の病気と

一生付き合っていく覚悟を

心で決めました。

 

 

 

 

 

よく聞くのが

病気を通じて

家族の愛が深まるはなし、、。

 

 

 

 

私もそうなると思っていましたが

 

 

 

 

タイトルの通り、、、😂💨

w

 

 

 

 

*************

 

 

彼の一生付き合っていく病気のことを受け止め、

 

私が悲しんでなんて

いられない。と思い

 

そんな彼の病気と

一生付き合っていく覚悟を

心で決めました。

 

 

 

 

それからというもの、

 

私は

 

 

体力も衰え、

やせ細った彼を心配しながらも、

 

 

気丈にふるまっていました。

 

 

 

 

もちろん彼の前では泣いたりもできないし、

けど目があうと悲しくて泣けてくるので、

おのずとあまり目線を合わせないようになっていて、

 

 

もう一生付き合っていく病気に対して

くよくよしていてもしょうがないので

 

「大丈夫?」「元気になるといいね」「治るといいね」

なんて

 

(俺のせいで心配させてしまっている・・・)というストレスも抱えさせてはいけないので

ネガティブな言葉は

一切口にせず

 

今までの通り、、、

 

いや、かといって今までどおりのふざけた私で
面白おかしくしすぎてもいけないのでw

 

いままでよりかは

トーンが低めで落ち着いた感じで

冷静にしゃべるようになっていました。

 

 

 

本屋に行っては、糖尿病について書かれている本を

立ち読みしたり、購入してみたり。

 

 

本には、糖尿病は異常に疲れが来るので、

なるべくストレスを与えてはいけない。と書いてあったので

 

一緒にやっていた、お風呂や寝かしつけなど子供のことや分担していた

家事はなくして、それからはなるべく疲れが取れそうな環境づくりを心掛けました。

 

 

 

あと、

食事問題も

結構大変で、

 

 

インスリンの注射を打つ前は、

 

 

 

糖質オフのメニューは

 

なんせ

主食となるご飯、パン、メンなどは食べられず、

 

 

 

 

いままで、忙しいときは、

 

 

カレーどーん!天津飯どーん!オムライス、

大好きなから揚げたくさんつくってどーん!

 

 

だったのが、

 

それが一切できなくなり、

 

 

 

主食がない中で、

アラサー男性のお腹や舌を満たすためにつくる

5~7品の料理は

毎日まぁまぁ大変で、

 

 

 

私、お料理嫌いじゃないので、

面倒くさいだなんて思ったことなかったけど(ワンプレーととか丼もので手ぬいとったし、w)

 

 

 

 

はじめて

夕飯鬱というか、

 

夕方過ぎになると、

胃が痛くなってきてw

そんななか作っていましたw

 

 

 

 

 

急に病人食みたいにしちゃうと

唯一の楽しみなごはんの時間も楽しめなくなっちゃうといけないので、

 

「ニンジンは糖質高いみたいだから、出さなくてもいいよ」

と言われたものの、

 

砂糖不使用で、彩(食欲増進)、バランスのとれた食事。のことも考えると

ニンジンはけっこう頻繁にだしたりもしていましたが

 

 

 

 

肉の部位の選び方に気をつけたり、

 

塩分もあまりとらないよ、

レモンで味をきかせたり

 

 

 

 

 

 

 

かれの嫌いな

魚介を導入してみたり、

 

 

体力をつけなきゃいけない、

お昼のお弁当のご飯には、糸こんにゃくをまぜて糖質offにしてみたり、

 

 

 

大好きな揚げ物の衣は

ナッツにかえてみたり、

 

 

 

 

 

 

 

たくさん食べるようになった、

キャベツやサラダのドレッシングは

手作りして、完全に糖質off。

 

 

 

パン屋さんの横を通るたびに

「いいな~ぱんたべたいなぁ~」とうらやましそうな顔をしていたので、

 

 

朝食用にもうれしい

 

 

小麦粉も、米粉も、砂糖も、塩も一切使用しないのに

ふわふわでおいしい

糖質ちょーー―オフ(通常の30分の1ほど)のパンを

 

つくってみたり、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どうしても忙しいときは、

麺類ならぬ

 

めんっっぽい食感や味に近づけるための工夫を凝らした

 

しらたきラーメンに

しらたきカルボナーラだったり。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

彼自身もかなり調べて、糖質に対して詳しくなっていたこともあり、

一緒に食材を買いに行っては、

 

糖質かぎりなくoffで

いかにたべごたえがある料理ができるかを

一緒に研究したりしていました。

 

 

 

 

 

一見、なんだかんだ

糖尿病患者初心者の夫婦の割には

 

切磋琢磨しあって

のりこえようとしてる感

 

 

でてるでしょ?

 

 

 

 

・・・・

 

わたしもそう思っていました・・・・。爆

 

 

 

 

すみません長くなりましたので、

もう一度休憩。

 

 

 

 

 

次回は、赤字で書いた↑部分を

 

をちょっと時系列に並び変えて

解説をまじえながら

やっとタイトルの内容について書きたいと思います。爆w

 

 

 

 

つづく

 

※追記でこのページにまた書きます(^O^)