ファーストキス・3 | ミネストローネ良和の参ったブログ

ファーストキス・3

中学3年生になり、
年頃を迎えた私達。
また同じクラスに
なれた。


歳を重ね、
SEXまでとはいかないが
それなりに興味を
持ち始めた。



そんなある日の夜‥
メールでキスの話が
盛り上がる。

そして次の日の昼休み、
約束をした。



私の学校は物理室がある。
物理室は学校の
端にあるため、
閉まっているときは
暗闇で人目につかなく
なっていた‥



昼休み、彼が教室を
出るのを見届けてから
教室を出た。



二人に緊張が走る‥‥




「本当にいいの?」










「うん。」



彼が私の肩に
手を添える。



「恥ずかしいから
目瞑ってくれる?」


「はい。」



私は目を閉じる。


が、顔が近づく
気配すらない。


うっすら目を
開けてみる‥





困り果てている彼。
それを見て
困り果てる私。


「ごめんね。」
「あー情けない。」



そんな言葉ばかり
ぼやいてる彼に
腹が立ち、
私からしようと
思ったその時‥


「目瞑って?」





黙って目を瞑る。









そして唇に
当たるか当たらないか
くらいのキス‥







次回は「積極的になれた恋」。
お楽しみに∩ω・*