4年前、うつ病を患い 入院していた頃の話です


初めて精神科に入院

その頃は希死念慮が強く 体重も激減、、

呼吸器疾患があったので 呼吸する力も弱く体を起こすことも難しく。


飲み物も、口元まで持ってきてもらわないと飲めないし

一口飲んだだけで疲れる


そんな状態でした


ナースステーションの目の前の個室の部屋で

コールを押せばすぐ看護師さんが駆けつけてくれる


ありがたい環境でしたが

申し訳なさもありました


実はその頃、家族にも誰にも

入院のことを言っていないし 当然、状態のことも何も話していませんでした。


主治医の先生はそれが気がかりだったようで

本当に、頻繁に 様子を見にきてくださり


GW中も…休みなのに、用があって病院へきたようで。

ついでに私の部屋にも、私服で登場した時は驚きました。


毎日いろいろな話をして

こんなに真剣に向き合ってくれる先生がいるんだな、私も生きなきゃな、


と思わされました。


そんな中

先生から突然、渡された本があります


それが「嫌われる勇気」という本です。



いま、荷物を整理していて この本が出てきて

いろいろなことが思い出されました。


入院中に読み切ったのですが

生きる上で大切なことが沢山、書かれていて感銘を受けました。


先生にも感想をいうと

優しい顔で頷いていました。


正直 いまでも、全てから逃げ出したくなるくらいの感情に襲われることがあって

でも4年前の私とは全然違くて


それは子どもの存在はもちろん大きいけれど


そのとき、そのときで

本気で向き合ってくれた人がいたから


今の私はいるし

これからも生きなくてはいけないと思わされます