今年の7月の終わりくらいにアメリカで就職しようと思い立ちました。最初はLAエリアで仕事を探そうとしていたのですが、学生の時は楽しく魅力的に思えていたLAがだんだんと暮らしていくには良くないところが目立ち始めてきたので、サンディエゴエリアに仕事を探し、オファーがあれば引っ越すことにしました。
そして、ついにサンディエゴの希望職のオファーを無事得ることができました 嬉しいのですが、この国で果たしてプロとしてやっていけるのか不安な気持ちの方が今は大きいです LAからサンディエゴへ引っ越しもしなければならないですし、しばらくはバタバタとしそうです・・・
就職活動中は精神的にきつかったです。言葉も文化も違う異国の地でいかに自分をアピールするかという場だったので、日本人的謙虚さは一切通用しません。自分の経歴やスキルを大袈裟なくらいにアピールしてなんぼでした。(Fake it till you make itの精神。)
私はグリーンカードを持っているので、ビザサポートが必要ない分は恵まれていました。
日系企業ではなくアメリカの現地企業での採用にこだわって就職活動をしました。サンディエゴの仕事には5つほど応募しましたが、1つをのぞいて書類落ち。落ちたと言う連絡すらきていません笑 唯一連絡をくれた企業から今回オファーをもらうことができました
同じようにアメリカで就職活動をしている方や、将来の自分のためにも、今回の就職活動の流れについて備忘録を残します。
1.レジュメとカバーレターの準備
まずはレジュメ(履歴書)がないとスタート地点にも立てません!アメリカでは日本のような決まった履歴書の型がないため、自分で1から作ります。とはいえ、項目は一通り決まっているので、あとはそれをいかに見栄え良くレイアウトするかが大切です。デザイン系の仕事を志す方は、レジュメのデザインも大切な判断材料となるようですね。私はそんな芸術センスの必要ない職種を希望していたので、無難にwordのテンプレートをベースに作り始めました。検索すればいくらでもかっこいいデザインが出てきますので、自分にあった物を探すといいと思います。
カバーレターは日本にはない文化です。添え状に近いものですが、レジュメと同様に書類選考の選考対象になる大切なものです。 平たく言うとHiring Managerに向けて志望動機と自己アピールとをガンガンにするためのお手紙です。
レジュメとカバーレターは核となる物を作った後も、応募するポジションによって少し編集する必要があります 。応募先の企業によってはたくさん応募されてくるレジュメを全て読む時間がないので、キーワードでスクリーニングにかけて、ヒットした物のみ書類選考にかけるところもあります。そのため、Job postingを熟読して盛り込むキーワードを拾い、いかに自分の経歴やスキルがそのポジションにふさわしく、貢献できるかをアピールします。
レジュメとカバーレター作成を手伝ってくれるプロのサービスもあるので、それを活用するのもありだと思います。
2.ポジションを探す
レジュメと同時進行で、応募したいポジションを探します。アメリカではコネが物を言います。友達や知り合いからの紹介を受けたポジションで採用されることが多いのです。しかし、私は友人の紹介で応募したポジションは書類落ちしました そして、今回オファーをもらった仕事は全く知り合いのいないところだったので、あくまでも自分の経歴とスキルにあった職種であれば、コネがなくても勝負できると思います。
私は始めはリクルーターに頼ろうと思っていたのですが、私個人の経験では残念ながらあまり役に立ってくれませんでした。応募したい職種や業界が決まっているのなら、自分で毎日チェックした方が早かったです。実際にお給料の交渉とかを自分でしなければならないので面倒ですが、その分選択肢を狭めることなく自分の希望する職種に応募することができました。
私が使用した検索サイトは以下の物です。職種のキーワードやエリアで検索してヒットしたものの中から自分の興味のあるものだけに応募します。その際、1週間以内にPostされた物だけを見ると時間を無駄にせずにすみます。こういった検索サイトでは結構古い情報も残っているので、すでに募集を打ち切ったような内容も残っているためです。
Glassdoor :企業の評判や面接で聞かれた質問なども見ることができるので、下調べには必須
Google Careers :IndeedやMonsterもはじめは使っていましたが、Googleならそのサイトにしかない求人も検索できるので、結局はこれ1つに絞りました。
3.Phone Interview
今回オファーをもらった仕事は、まずはPhone Interviewがありました。この電話面接の目的は「直接会って話す価値があるかどうか」を見極めること、つまりはふるいにかけられるわけです。
英語のネイティブスピーカーではない私には、電話による面接は非常にハードルが高く感じました でも、電話であることによるメリットもあるのです。それはカンニングができる こと!準備さえしておけばなんとかなるとポジティブに捉えることにしました
まずはJob postingの内容はもちろん、その企業のHPやYouTubeなどを使って勉強しました。そして、面接でよく聞かれる質問をネットから収集し、Glassdoorで過去の面接の情報を集めました。そして、質問に対しての自分なりの回答を用意しました。そして、実際に口に出して練習して「言い慣らし」ておきます。また、面接官に聞く質問も準備して、いつでもカンニングができるように準備しました。
そして、どうしても質問が理解できなかったときのために"Could you please rephrase that question?" と言う魔法のフレーズを身につけました笑 テンパった頭ではなかなか質問で問われている意味がわからなかったり、単純に聞き取れなかったりしますよね。私は実際にこのフレーズを使って質問内容を聞き返し、事なきを得ました笑
電話面接終了直後、聞かれた質問は全て書き留めておきました。
そして、忘れちゃいけないのはThank you note 。アメリカでは面接官へのお礼のメールを出すことが慣習になっています。あくまでも短く簡潔に面接へのお礼を伝えます。そのため、面接官の名前とメールアドレスは入手しておきましょう。返事は来ないことの方が多いので、なくても気にせずに。
4.Reference Check
これも日本では馴染みのない物です。前職での上司や同僚から、スキルなどを含む「働きぶり」や「人柄」についての評価をしてもらうプロセスです。私は前職の上司2名、同僚3名の計5名に協力してもらう必要がありました。この人選がかなり肝です!!!自分に味方をしてくれる人を選びましょう 悪い評価をつけそうな人にはそもそも頼まないと思いますが、私の場合はこの評価内容で次の最終面接に進めるかどうかもかかっていました。事前にReference Checkとは何か、自分への影響を説明して、なるべく早く評価をつけてもらえるよう協力をあおぐことが重要です。
質問内容は、私のスキルへの7段階評価、評価できる点と改善できる点などでした。
5.In-person Interview
ついに最終面接。よくある質問に加え、電話面接で聞かれた質問についても改めて自分なりの回答を用意し、口に出して練習を積み重ねました。企業のミッションやプロジェクト、これからの計画などを改めてHPなどで勉強しておきました。
私が今回受けた面接は2時間超でした。まずは直属上司となる人、そしてそのまた上司、そしてチームメイトとの面接と3部構成になっていました。質問内容はなんと電話面接と同じものばかり!中には全然違うものもありましたが、準備していた回答で答えられる物がほとんどでした。
面接を終えたあとは忘れずにThank you noteを送ります。私はチームメイトの名前が聞き取れなかったので、直属の上司となる人にThank you noteを送ったついでに質問したところ、すぐに教えてもらうことができました。
6.オファー
最終面接の数日後、電話がきました。だいたいお給料と勤務開始日を伝えられ、口頭でのオファーを受けるかどうか確認されました。その後、書面でのオファーレターが来ます。そして、バックグランドチェックが終われば正式に採用となります。