桂由美さんの訃報を受けて、まずはご冥福をお祈りいたします。

 

それと関連してなのですが、ブライダル業界についていろいろ考えてみました。

 

この業界は景気や社会の状況、トレンドにも大きく左右されるみたいですね。

 

それでも結婚(式)というものは結構な額のお金が動きます。

 

式の代金から始まりご祝儀、引き出物、式の前には婚約指輪だとか新婚旅行とか。

 

最近は無し婚なんていって式にお金をかけずに新婚旅行を豪華にするなんてこともあるみたいですけど。

 

それも賢いやり方ですね。

 

ウエディング業界といってもブライダルジュエリーとか実際の結婚式とかいろいろありますが、ここでは実際の結婚式に関係のある部門ということでウエディングプランナーを見ていきましょう。

 

前回の記事に関連して賃金や労働生産性にも少し触れます。

 

まず、ウエディングプランナーという職業は最近になってからできたものみたいですね。

 

それまでの結婚式はやはり家同士の結びつきという考えにのっとって親がいろいろ決めていたようです。え……姑が口出してくるわけ?

 

バブルの時期が過ぎてだんだん新郎新婦が自分たちの好きなようにオリジナルの式を作れるようになっていったと。

 

それをお手伝いするのがウエディングプランナーさんです。

 

バブルの象徴ゴンドラで登場する結婚式もウエディングプランナーさんが考えたんでしょうかね。

 

プランナーさんは顧客への営業活動(接客)、式の管理運営を行ってくれる方々です。

 

2000年代の映画で取り上げられたこともあり、人気の職業みたいですね。

 

求人ボックスによるとウエディングプランナーの平均年収は約365万円と日本人の平均編集よりも少し安いようですね。

 

もう少し稼ぎたいわ、となったときに考えるのがやはり労働生産性です。転職します、とかいうのはとりあえずなしです。

 

簡単に説明すると、

 

労働生産性は労働に対してどれだけの価値を生み出したかという指標です。

 

ここでいう労働生産性は労働投入量に対する労働の成果の割合です。

 

売上÷人件費なんていう式で出すこともあります。

 

とりあえず成果÷労働投入量で考えます。

 

ウエディングプランナーさんの例を考えると、

 

労働投入量には顧客獲得のための営業活動から顧客情報入力などの事務作業まで幅広く、売上に直結する営業活動ではない業務も入るようですね。

 

事務作業などは間接的には売上に貢献しているでしょうが、やはり営業活動に多くの時間をさける方が直接的な売上が期待できます。

 

という意味では接客の時間を多くとれるようになると業務効率化が図れそうです。

 

事務作業のスピードをアップするようパソコンの知識をつけておくとか、社内会議は効率的に行うとか、もっというと事務は派遣さんに任せてしまうとか。

 

そうすれば労働投入量が減るので、必然的に売上の割合が高くなる=労働生産性が上がる

ということになります。

 

ただ、ここでいう労働生産性はあくまで個人が業務改善という範囲でやるものであって、

 

日本全体の労働生産性だとか先日お話した実質賃金とかそういったものをいかに高めるかという政治経済的なお話とは少し違うかと思います。

 

そういうことは偉い人が考えてくれているはず。

 

 

いろいろ調べていたらこんな流れになってしまいましたが、結婚式とそれに関するお金という話題に戻すと、結婚式をやった方は聞いたことがあるかもしれませんが「持ち込み料」なるものが結婚式の計画段階ではよく聞かれますね。

 

これに関して話をすると

 

持ち込み料の中身は紹介料や手数料のかわりという位置づけのようです。

 

本来式場が想定している流れ

 

式場が提携している業者からウエディングドレスや引き出物を選んでもらう

業者が式場に紹介料や仲介料という名目の手数料を払う。

(宣伝の手間が省けるため)

 

そう考えると、式場とは無関係の業者で選んだウエディングドレスを持ち込まれると、式場としては一文にもなりませんので代わりに持ち込み料を払ってくださいとなるわけです。納得できるようなできないような。

 

そう考えると提携業者というのはやはりお得ですね。

 

宣伝費などの販売管理費がかかりません。

 

ということは、前述した労働生産性が提携でない業者よりは上がるのではないでしょうか。

 

本来時間をかけてするべき営業活動を自分ではしなくてよいんだから。

 

そして持ち込み料にも交渉術があって、外部業者に持ち込み料の負担をお願いするとか、式場と契約を結ぶ前に持ち込み料の交渉をしてしまうとかあるみたいです。

 

なるほど契約前なら要求が通りやすそうですね。

 

まあ、結婚は人生の一大イベントです。

 

ウエディングピーチなんていうアニメもあったくらいですからね。

 

一回ウエディングドレスに衣装チェンジしてそれからまた戦闘用の服に着替えていたような。

 

彼女らの在り方に疑問を呈するようで悪いけど、

 

そのウエディングドレスかませる必要ある?

 

なんかいろいろあるんだろうな。着替えなきゃいけない理由が。ドレスの宣伝とか(多分違う)。

 

ウエディング結納返しなんて技?もあったくらいだし…。

 

 

 

↓式場で使うわけではありません。災害時に使うんです。↓