焼き鳥とニューハーフ
スポーツマン氏と久しぶりにご飯。
今まで何度か二人でご飯を食べていて、
彼の知り合いのお店に行くことが多かったのだけど、
あまりご飯屋さんに関してはこだわりがないようなので、
今回はあたしセレクトのお店へ。
一度行ってみたかった六本木の某焼き鳥屋さん。
六本木なんぞでは、ほとんどご飯は食べない。
敢えて行くなら、
映画を観にヒルズへ行くぐらいしかないのだが、
鳥好き的にはどうしても行ってみたかったお店。
あたしにとって焼き鳥屋さんは、高いイメージがある。
大抵、メニューにお値段が記載されていないのだ。
そのお店も例に漏れず、値段は記載されておらず、
とりあえずお店の方にお任せで色々焼いて頂いた。
年齢層はワリと高めで、キチンとしていらっしゃるお客さんが多く、
威勢の良い、とても気のつくお店の方に、心地良い時間が流れる。
さびとレバーが最高に美味しかったのだけど、
お任せにするとあたしには量が多過ぎて、残してしまった。
あぁ、申し訳ない。
スポーツマン氏は、シーズンに向けてストイックに体作りに励んでいるらしく、
最近はあまりお酒を飲んでいないとのこと。
仕事も2つやっている人なので、忙しいのもあり、
久しぶりにピッチ早くお酒を飲んでいた。
あたしの認識としては、あたし達はお付き合いはしていない。
体の関係はあれど。(ほとんどあたしが泥酔した時だけど)
もうするのはやめよう、と心に決めていたので、
彼もそれを察知したようなのだが、結婚の話になった時に、
「そろそろ結婚するか?」などと言われた。
あたしの聞き違いでなければだけど。
彼が先日開催した飲み会は、
なぜか人数が増えに増え15VS15と言う、
飲み会と言って良いのかよく分からない人数だったらしいのだが、
その際ちょっとゴタゴタがあり、幹事の女のコから苦言メイルがきたそうだ。
彼は、「何かゴタゴタ文句言ってるから、シカトした。」と言うので、
「その子だってお友達なんでしょ?
幹事の女のコだって、自分の友達へのメンツとかもあるじゃない。」
と少し諭してみると、
「いや、俺は友達だと思ってないもん。
大事な女とは、飲み会なんてやらない。」とのこと。
ふぅーん、と流そうとしたのだけど、
「お前、ちゃんと聞いてんのか?」と突っ込まれてしまった。
その後、彼がよく行くという二丁目の話になり、
「行ってみたーい!」と言うと連れて行ってくれた。
しかし、最近のニューハーフさんって、キレイだ。
スタイルも良いし、顔も小さいし、キレイ。
連休の合間で雨ということもあり、お店は空いており、
ほぼあたし達だけの為に接客してもらっていたのだが、
「お付き合いして長いの?」なんて聞かれてしまい、
「いえ、付き合ってませんよ」とあっさり答えてしまったあたし。
横に座っていた彼の反応は見ていないけれど。
女のコが行くと、つい攻撃されてしまうかと思いがちな二丁目。
だけど、みなさんとても優しく、たくさん褒めてくれた。
にしても、「22,3歳くらい?」と言われたのには、正直・・・・むぅ。
オトナの女の道のりには、まだ遠いのだろうか?
「童顔だから、若く見えるのよー。そういうくりっとしたネコ目のコは」と
言われたけれど、何だかなぁ・・・・。
美味しい焼き鳥も、ニューハーフのお姉さんたちとの楽しい会話も、
『結婚』という言葉が出てきた彼との会話のインパクトには、
勝てないのである。
最近、妙に『結婚』という言葉に敏感なのだ・・・。
ふっと見ると、
最近全くできなかった赤いニキビがぽつんと
顎にできていた。