水辺の桜
すっかり葉桜。
冷たい雨が降る中、てくてく晩御飯のお買い物へ。
雨の濡れる葉桜は、ちょっとセクシーで切ない。
で、桜で思い出すこと。
2年くらい前に知り合ったカケイ君(偽名:某TV局勤務)は、
飲み会で出会ったのだけれど、あたしの友達を気に入っていると思っていた。
女友達:カケイ君:あたし、の並び順で座っており、
あたしの女友達と結構盛り上がっていたし、
飲み会ではあまり『彼氏探し』目的で行ったこともなかったので、
別の男友達とあたしはずっと話していた。
でも、飲み会の翌日、カケイ君からメイルがきて、
ご飯のお誘いをされたのである。
ちょっと意外でもあったのだが、
ちょうど桜の開花時期であったのもあり、
都内の水辺のテラスがあるお店で待ち合わせをした。
休みの日の昼間っからビールを飲み(カケイ君もビール好き)、
キラキラ輝く水辺を眺めながら、
その横にズラッと咲く桜をつまみに、
彼とはとても話が盛り上がった。
お散歩がてら、靖国方面までてくてく歩いていくと、
お堀端には屋台が出ており、そこで缶ビールを購入。
オヤジさながら、缶ビール片手にごくごく飲みながら、
お堀端を歩く男女・・・まだ、付き合ってはいない。
その後、靖国神社へ行くと、屋台がズラッと並んでおり、
威勢の良いお兄さんがやっている屋台に呼ばれ、
そこに腰を落ち着け、再びビール。
(どれだけビール飲めば気が済むんだ?)
屋台のお兄さんも会話に加わり、
なぜか話は弾む一方。
彼がお手洗いに席を立つと、お兄さんに「いい彼氏だねぇ~」と言われ。
「いえいえ、付き合ってませんから」と言うと、
「さっき、お姉さんが席外した時、好きだって言ってたよ?」と
嘘かホントか分からないことを言われ、どぎまぎしてしまった。
そんな彼とは、何度かデートはしてみたものの、
キス程度で、付き合うまでには発展しなかった。
半年ほど連絡が途絶えたある日、
彼から「結婚します」報告のメイルがきて、ビックリしたものだ。
その彼とは、未だに忘れた頃に連絡がきて、
たまーに飲んだりしている。
TVマンは忙しいなぁ。予定が全く合わないのだ。
今の時期になると、必ず想い出す、彼とのこの飲んだくれお花見日。
彼も強烈に印象に残っているそうだ。
「お花見と言えば、もえと昼間っからずっと飲んでたあの日を思い出すな」と。
そんなカケイ君と、
桜が散った頃に会う約束をした。
何度かブッチされていたので、今度もどうなることやら。
「もえに会うのが楽しみです」とメイルに書かれていたのだけど、
いい加減、既婚者ばっかりと会うのは、うんざりです、ホントは。
既婚者にモテても、嬉しくないのだ。
未婚のイイ男、求む。