許すこと
簡単に「許す」と言っても、
人間なかなか心から許すことは難しい。
『割り切って付き合う』
なんてよく言うけど、
人の心は移ろい易く、また複雑だ。
そんな簡単に気持ちを割り切れる、
数学的なモノではないと、あたしは思う。
最近、ママに対して許せないことが起こった。
それはまた同時に、ショックで、あたしはひどく傷ついた。
でも、あたしはママの気持ちが理解できる。
だからこそ、許せない部分もあったのだ。
正に心の葛藤。
今の複雑でストレスの多い状況に置かれている
あたし達家族は、一人ひとりがそれぞれ毎日不安と闘っている。
Happyとは言い難いこの環境で、
それぞれ小さなHappyを日々見出さないと、
乗り越えられそうにもないような状況だ。
ママの病気は、ママ一人だけの闘いではない。
家族全員の闘い。そこを本人は、見失うのである。
「自分が辛い」それは当たり前。
でも、周りも同じくらい辛い気持ちを持っている。
しかし、病人本人は、そこまで見回す余裕がない。
だから、周りのことを顧みず、自分勝手な行動に走る。
自分の中では、『周りのため』という名目のもとに。
周りからしたら、とんだはた迷惑な行為なのだけど。
でも、あたしは理解できた。だって、あたしはママのコ。
その親にしてこの子あり、なのだから。
最初は、とてもじゃないけど、許せず、
ショックが大き過ぎて、傷ついた。
みんなの前じゃ泣けないから、一人になったお風呂場やベッドの中、
知らない間に涙がどんどん溢れて、声を殺して泣いた。
『こうなったのは、あたしのせいじゃないか』と。
自分の先のことを考えられない不安に、また陥った。
とても絶望的な気分だった。
あたしの人生どこに行っちゃうんだろう、と。
ママ本人は、自分の暴走が止まると、
スッキリしたようにケロッとしている。
そんなママとあたしはどうやって向き合ったら良いか、
本当に分からなくなってしまったのだ。
今まで自分なりに頑張ってきたことを、
一瞬にして否定されて、ゼロに戻されてしまい、
本人は平気な顔しているのが腹立たしくて許せなかった。
誰もあたしの、この傷ついた気持ちは分かりはしないと。
顔をまともに合わせるのもイヤで、
ここ数日ずっと避けていた。口数も減った。
あまりママと同じ場所にいるのは避けた。
でも、今日とあるお方からのメイルに励まされた。
『あなたは偉い』と。
誰かに見られて行動しているワケじゃないのだけど、
やっぱりあたしは誰かに認めてもらいたかったのかもしれない。
でも、「あたしはこんなに頑張ってるのに!」とは、
正直、本当にコレっぽっちも思っていないのだ。
昔だったら、仕事しながら随分思った。
「あたしがこんなやってるのに、何で?」と。
それでも、顔さえ知らない、あたしの大好きなお方から、
こっそり心配され、こっそり励ましメイルが届き、
あたしは涙が出そうなくらい嬉しかった。
今、自分が心から楽しめるモノが何か、
あたしにはワカラナイ。それでも、いいの。
毎日ちゃんと生きてる。
焦らずに、自分の楽しめること、自分のしたいこと、
そういうのをじわじわ感じられるのを、
あたしは毎日ひたすら待つ。きっと来ると願って。
ママと仲直りの意味もこめ、
今日は美味しそうなイチゴを買ってきて、
一緒に『渡る世間』を見ながら食べた。
そして、ネイルを塗ってあげようと思ったけど、
「爪がぼこぼこだからいいわ」と遠慮されたので、
ハンドクリームでマッサージしてあげた。
そんなコミュニケーションで、
あたしの気持ちが少しでも伝わることを祈って。
もう、ママを許してるのだ。あたしは。
人間なかなか心から許すことは難しい。
『割り切って付き合う』
なんてよく言うけど、
人の心は移ろい易く、また複雑だ。
そんな簡単に気持ちを割り切れる、
数学的なモノではないと、あたしは思う。
最近、ママに対して許せないことが起こった。
それはまた同時に、ショックで、あたしはひどく傷ついた。
でも、あたしはママの気持ちが理解できる。
だからこそ、許せない部分もあったのだ。
正に心の葛藤。
今の複雑でストレスの多い状況に置かれている
あたし達家族は、一人ひとりがそれぞれ毎日不安と闘っている。
Happyとは言い難いこの環境で、
それぞれ小さなHappyを日々見出さないと、
乗り越えられそうにもないような状況だ。
ママの病気は、ママ一人だけの闘いではない。
家族全員の闘い。そこを本人は、見失うのである。
「自分が辛い」それは当たり前。
でも、周りも同じくらい辛い気持ちを持っている。
しかし、病人本人は、そこまで見回す余裕がない。
だから、周りのことを顧みず、自分勝手な行動に走る。
自分の中では、『周りのため』という名目のもとに。
周りからしたら、とんだはた迷惑な行為なのだけど。
でも、あたしは理解できた。だって、あたしはママのコ。
その親にしてこの子あり、なのだから。
最初は、とてもじゃないけど、許せず、
ショックが大き過ぎて、傷ついた。
みんなの前じゃ泣けないから、一人になったお風呂場やベッドの中、
知らない間に涙がどんどん溢れて、声を殺して泣いた。
『こうなったのは、あたしのせいじゃないか』と。
自分の先のことを考えられない不安に、また陥った。
とても絶望的な気分だった。
あたしの人生どこに行っちゃうんだろう、と。
ママ本人は、自分の暴走が止まると、
スッキリしたようにケロッとしている。
そんなママとあたしはどうやって向き合ったら良いか、
本当に分からなくなってしまったのだ。
今まで自分なりに頑張ってきたことを、
一瞬にして否定されて、ゼロに戻されてしまい、
本人は平気な顔しているのが腹立たしくて許せなかった。
誰もあたしの、この傷ついた気持ちは分かりはしないと。
顔をまともに合わせるのもイヤで、
ここ数日ずっと避けていた。口数も減った。
あまりママと同じ場所にいるのは避けた。
でも、今日とあるお方からのメイルに励まされた。
『あなたは偉い』と。
誰かに見られて行動しているワケじゃないのだけど、
やっぱりあたしは誰かに認めてもらいたかったのかもしれない。
でも、「あたしはこんなに頑張ってるのに!」とは、
正直、本当にコレっぽっちも思っていないのだ。
昔だったら、仕事しながら随分思った。
「あたしがこんなやってるのに、何で?」と。
それでも、顔さえ知らない、あたしの大好きなお方から、
こっそり心配され、こっそり励ましメイルが届き、
あたしは涙が出そうなくらい嬉しかった。
今、自分が心から楽しめるモノが何か、
あたしにはワカラナイ。それでも、いいの。
毎日ちゃんと生きてる。
焦らずに、自分の楽しめること、自分のしたいこと、
そういうのをじわじわ感じられるのを、
あたしは毎日ひたすら待つ。きっと来ると願って。
ママと仲直りの意味もこめ、
今日は美味しそうなイチゴを買ってきて、
一緒に『渡る世間』を見ながら食べた。
そして、ネイルを塗ってあげようと思ったけど、
「爪がぼこぼこだからいいわ」と遠慮されたので、
ハンドクリームでマッサージしてあげた。
そんなコミュニケーションで、
あたしの気持ちが少しでも伝わることを祈って。
もう、ママを許してるのだ。あたしは。