彼のやきもち | ☆☆moeゴコロ☆☆

彼のやきもち

珍しく彼がやきもちをやいた。
と言うか、気分が悪いらしい。

と言うのも、
昨日の一件を、彼に話したのだ。しつこいお方のことを。
今日もしつこく連絡がきたからだ。
冷たく突き放した言葉を言い辛いので、無視を決め込んだ。
今のあたしにとっては、頭のイタイ話なので彼に話していると、
彼は急に黙り込み、言葉が重い感じだったので、
「どしたの?気分悪い?」と聞いたら、
「そりゃ、あんまり気分良くはないよなー」とのこと。

やきもちとかっていう部類じゃないのかもしれないけれど、
『自分の彼女にちょっかい出されてちょっとイヤ』
という気分なのは、何となく変に嬉しい。

彼は仕事柄、女性に言い寄られたり、勘違いされたりすることが多い。
それにほいほいなびく御人ではないので、
あたしはあまり気にせず付き合っているのだけれど、
あたしに言わないだけで、想像以上に多いことが判明した。

あたしがしつこいお方の話をしたからか、
彼自身も「つい最近もさ・・・」と話し始められた。

おいおい、つ、つい最近なの?と、
内心驚きつつ「へぇ~」と相槌うつあたし。
それはそれは複雑な心境である。
モテる彼に対して、ちょっぴり誇らしくもあり、
ちょっぴり憎らしくもあるのだ。乙女ゴコロは複雑だ。
モテて嬉しいくせに、何だかちょっとイヤなのだ。

でも、まぁ、それでヘラヘラするような彼じゃないだけに、
安心は出来るのだけど。

今日はいつもお世話になっている方と、
彼はご飯を食べに行ったそうなのだが、
「どっか良いお店ない?」とヘルプ電話がきて、
お店を予約してあげたら、とても気に入ってもらえたらしく、
「ありがとー!!」と感謝の電話が掛かってきた。

「『彼女いるの?』って聞かれて、話しておいたよ。
すごくイイ人だから、今度機会があれば紹介するね」と言われ、
ちょっと照れた。でも、すごく嬉しかった。
とりあえず、今日のオワリはhappyなものとなった。
めでたし、めでたし!