不思議な気持ち | ☆☆moeゴコロ☆☆

不思議な気持ち

二度と会いたくないお方と、仲良く電話でおしゃべりしてしまった・・・。

しかも、携帯の電池がなくなって切れたのに、
またわざわざ掛け直してきてくれたりもした・・・。

コトの起こりは、
しつこいお方からの電話がパッタリなくなったと思っていたら、
急に連絡がきて、何やらまたアプローチをかけようとしているようで、
あたしはしつこいながらも丁重にお断りしたのだが、
全く引き下がる気配がなく、お手上げ状態だったのである。

そんな時、二度と会いたくないお方から、
仕事絡みのお電話をもらい、話をしている最中に、
例の甘い声(彼は声色を使い分ける男で、その時の心境がよく分かるのだ)で、
「最近どう?」なんて聞いてくるものだから、
まいっていたあたしは、つい相談してしまったのである。

彼はそのしつこいお方も知っているし、
あたしのことも十二分に知り過ぎているので、
相談相手にはピッタリだったのだ。

はい、ここで矛盾。
「二度と会いたくなかったんじゃないのか!」
自分でもそう思うし、キライだし、彼から傷付けられたことを許してないし、
あたし達の関係が復活することは二度とないと思ってもいる。
だけど、やっぱりあたしをよく知っているのだ。

男としても十分遊んできている人なので、
そういった恋愛話はお手の物。
(人に偉そうに説教出来る立場の御人ではないと思うけど・・・)

彼に相談していて、納得出来る回答を得られた。
だが、果たしてあたしに務まるだろうか?
という不安も若干無きにしも非ず。
しつこいお方にあれだけキッパリ「あなたと付き合うつもりはない!」と
言ったにも関わらず、そのお方は全く諦めていない。
寧ろ、闘争心に火をつけたかの如くだ。

彼曰く「その答えは、キチンと向かい合っているからこその答えだから、
ヤツには通用しない」とのこと。
ふーむ、そういうものか。
確かに、ちゃんと考えてるからこその答えだ。
というコトは、=向かい合ってる、になるのだろう。
「肩透かし食らわす位じゃないと。向かい合ってると分かっただけで、
相手は引き下がるよりも、逆にどんどんしつこくなるんじゃない?」と。
ふーん。そうなのか。

そしてナゼか話はあたし達のことへと移り変わるのだ。
「僕がお前とのことをキチンと終わらせようと思ったら、
あれだけ断固とした冷たく突き放した態度を取らざる終えなかった。
そうじゃないと、僕もお前も気持ちを整理出来なくなるから」と。
なるほど。あれだけ態度が豹変したのも納得。

今ではそれで良かったと思える話なのだけど、
あそこまで断固とした態度を取らざる終えないのだろうか・・・?
む、難しい。そういうの苦手なのだけど(ココも悪いクセだ)。

話している間に、不思議と二度と会いたくないお方とのわだかまりが、
少しずつ解けていってしまった。
でも、キレイさっぱり過去のあの出来事を、捨ててしまわなければ、
あたしの次の一歩が望めないのも事実だ。
そのことを忘れず、彼が「まぁ、今度ご飯でも」なんていう誘いを、
何の期待も抱かずに、普通に受け止めなくてはならない。

今でも、
誘われたら飛んで行ってしまいそうな自分がいることに気づいて、
とても怖かった。

キライ、キライも好きのうち??
なんて言ってる場合じゃない。

今は面倒臭い人を相手にせねばならなかったのだ。
あやうく忘れてしまう程、彼との会話は少し心地良く、
少し照れながら、少しムッとし、
何だか複雑で不思議な気持ちになってしまった。
いかんいかん。