甲状腺の腫瘍を指摘されてから数十年経った頃、健康診断で「甲状腺腫瘍 要精密検査」との結果が出ましたガーン

甲状腺は前に検査してて良性腫瘍って言われてるし放置しててもいいかな〜と思ったんですが、ちょうどその頃妊活中で、なかなか授かれずにいたところ母親から「甲状腺の影響で、妊娠しづらくなってる可能性もあるんじゃない?」と言われたため、甲状腺の専門クリニックを受診することに決めました。

甲状腺専門クリニックで、エコーと血液検査をした結果、甲状腺ホルモンが亢進状態になっていることが分かりました。

甲状腺の腫瘍もたくさん増えていました

また、なかなか妊娠できなかったのも、甲状腺が影響していたことが判明しました。

私は昔から生理不順で、3ヶ月以上生理が来ないことが普通でした。
基礎体温もガタガタで、排卵がいつ起きているのかも全く分からない状態ショボーン

そのため婦人科に何回か通い、検査をしてもらいましたがいつも女性ホルモンは正常値なので、どうして生理不順なのかずっと原因が分からず...

今回甲状腺専門クリニックを受診したことで、やっと理由が分かり、はたと納得しました。

そして、生理に甲状腺ホルモンが関係していることを初めて知り、甲状腺に腫瘍がある身のくせに、生理との関係性を調べてなかったなんて、今までなんて無知だったんだ!と反省しました

早速甲状腺ホルモンを抑える投薬治療から始めましょう!という話しになったんですが、なんと甲状腺クリニックを受診する直前に、奇跡的に妊娠していたことが判明してたので、そのことを先生にお伝えしたところ「もしかしたら妊娠の影響で、ホルモン値が異常になっているのかもしれないから、まずはお腹の赤ちゃんに影響のないヨウ化カリウム丸を服用して様子を見てみましょう」ということになりました薬

2週間おきにクリニックを受診して、血液検査を行いましたが、なかなか甲状腺ホルモンは正常値にならず...

妊娠中期に入ってもホルモン値が下がることはなく、このまま甲状腺ホルモンが高い状態が続くと流産早産の危険があると言われておばけくん

中期からはプロパジールを服用し甲状腺ホルモンを正常にすることになりました。

また、妊娠中期になっても甲状腺ホルモンが落ち着かないということは、バセドウ病かプランマー病であることは間違いないとも言われました。

バセドウ病もプランマー病も、甲状腺ホルモンが高くなる病気ですが、プランマー病の場合は腫瘍からたくさんのホルモンが作られる病気で、バセドウ病とは性質が違います。

治療の第一選択は、バセドウ病の場合は投薬治療になりますが、プランマー病の場合は手術による摘出や放射線ヨードにより腫瘍を小さくする方法になるとのことでした。

ただ、どちらの病気なのかを判別するためには、甲状腺シンチグラフィ検査を受ける必要があり、甲状腺シンチは放射性ヨードのカプセルを飲んで行う検査のため、妊娠中は検査できないとのことで傘

妊娠している間は、投薬治療で経過観察をしていくことになりました。

プロパジール服用後、すぐに甲状腺ホルモンが正常値になり、無事に生産期に出産を終えることができました赤ちゃん