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宝塚入門04★男役?娘役?

宝塚にまったく興味のない方、宝塚にすごく詳しい方は、読み飛ばしてください。

 宝塚に興味があるけど、よく分からない方むきの内容になっています。



宝塚では基本的に、


男役は男性を

娘役は女性を演じます。


ときどき、

男役が娘役を演じることはありますが、

その逆はほとんどありません。


また上級生になると、

どちらも演る――


という方が多くいらっしゃいますが、

その方たちも

ほとんどが元は男役です。


男役を目指すか

娘役を目指すか、


基本的に本人の自由意志ですが、

それでも絶対的な条件がひとつだけあります。


それは身長です。


宝塚の規定で、

いくつ以上は男役――

とはっきりと決まっているわけではないそうですが、


やはり男女のバランスというものがあるので、

160センチの男役と、

165センチの娘役では、


舞台としてはあまり見栄えがよくありません。


身長による分かれ方は、

大体164センチ前後のようで、

いくら娘役をやりたくても、

165センチあったら、

自動的に男役になってしまうと思います。


宝塚には、


男役10年


という言葉があって、

一人前の男役になるには

10年はかかるという意味なのですが、


近頃では研究科10年(研10)に

ならないうちにトップになる人もいます。


最初にその記録を打ち立てたのは

大地真央さん(研9)で、

その記録を破ったのは

天海祐希さん(研7)でした。


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(天海祐希さんと大地真央さん)



彼女たちのその後の活躍を見ても、

それはたぐいまれな才能だったのでしょう。


普通は研12~15くらいで

トップに就任することが多いようです。


もともとは女性が男を演じる、

しかも、それは「現実の男性」を演じるのではなく、


宝塚が描く男性像


を演じるわけですから、

そこには様式美もあるし、

見せ方、というものもあります。


舞台人であれば、

誰でも見せ方や立ち居振る舞いを勉強し、

研究もすると思いますが、


宝塚の男役の人が身に付けなければならないものは、

やはりちょっと特殊だと思います。


立ち居振る舞いやしぐさはもちろん、


普通の男より、男っぽく

少女漫画のように、美しく

男らしいけど、男くさくはない…


そういうものを自然にかもし出せるようになるまで、

10年かかる…

と言われているわけです。


このように難しい男役ですから、

宝塚に入って数年間、

娘役をやってきた人が

急に男役に転向するといっても

それは無理です。


しかし、男役の場合、

もともとが女性ですから、

数年間、男役をやってきていても、

娘役に転向することは可能なのです。


また、娘役に転向しなくても、

男役が女性の役をやることはあります。


例えば

『ベルサイユのばら』のオスカル

『風と共に去りぬ』のスカーレット

『エリザベート』のエリザベート


などです。


宝塚の花形は男役


それは間違いないのですが、

これはこれで、

ファンの間では人気の高い作品群なのです。


ただし、前回の「トップスターとは!?」 でも書きましたが、

『風と共に去りぬ』ではレッド・バトラーが、

『ベルサイユのばら』では

フェルゼンやアンドレが

主役になるバージョンもあります

( ̄□ ̄;)!!



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(天海祐希さんのレッド・バトラー)



ちなみに、

音楽学校に入学すると、

暫定的に男役希望か娘役希望か、

決めさせられます。


それで、男役は髪をショートに、

娘役はロングにするので、

音楽学校の頃から、

バッチリ違いが現れているわけです

(°∀°)b



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