私は社会人一年目の秋に潰瘍性大腸炎という難病を患った。入院もして会社も休職になった。鈍いお腹の痛み。今でも覚えてる。

休職をしていて会社と連絡を取るのが嫌だった。上司が最悪だったからだ。私が病気になったことを報告してからも、「〇〇さんの成長のために全部稟議書回していいから」「気持ちの問題だよ」等圧をかけてくるタイプの上司だった。休職して2ヶ月目、私は病院受診の際涙が止まらなくなり心療内科受診を勧められた。

心療内科では初診の先生がクソだった。あなたはこういう気持ちなんでしょ、と断定してくるタイプの先生だった。二人目の先生はおっとりした女性の先生で話をきちんと聞いてくれて担当になった。のちにこの先生の治療によって私はどん底に落ちることになるのだけれど。

心療内科では、リーゼとサインバルタを飲んでいた。これを飲むようになってからは涙が止まっていた。会社との連絡で人事部が出てきた。人事部の人との面談で上司の話をしている時にまた涙が溢れてきた。

また1ヶ月後に面談が入った。ちょうど兄に会った日。父と母に本音をぶちまけて泣きじゃくり面談をリスケしてもらうことになった。

「ずっと辛かった、二人の間に挟まれていることが。もう助けてよ」すらすら言葉が出てて二人も目が点だったと思う。

その2日後、4/2に私はもう家を出ていくと彼氏の家に行った。キャリーケースに荷物をまとめて、両親にはメッセージを残して。

「猫たちが兄と私だと思って接してほしい」と。猫2匹を飼っているのだが、この猫は兄が飼わせてくれたものだ。2匹がまるで私たち兄弟に似てるなと思ったのは最近のこと。猫が嫌がっていたらそれはしてはいけないこと。喜んでいることはやってあげて欲しいと。

タクシーを呼んで、運転手が待ってるからとソワソワする母と自分の部屋にこもって出てこない父と。母を落ち着かせて、父にはAmazonで買った私が言いたかったことが書いてある本を与えた。

私の第二の人生が始まる。アドレナリンが出てるのがわかった。