今日で阪神淡路大震災から、26年ですね。
私は小学生の頃に被災しました。



実は、1.17の集いに初めて参加したのは去年でした。
去年のブログにも書きましたが、何となくそれまで足が向かなかったのです。

毎年「まあ行かなくてもいいや。」くらいの冷めた気持ちだったのですが、今思うと冷めていたのではなく、正確には行くことができなかったのだと思います。

本当はずっと向き合うことができなかった。
やっと最近震災関連のドラマやニュースを見て涙が出るようになりました。
25年以上経ってやっと。

思えばずっと震災のことで泣いたことはなかった。

子どもの頃に被災したので、街の復興とともに育ちました。
家が半壊したため、数ヶ月は和歌山の田舎の祖父母の家から地元の学校に通い、一学年10人以下という貴重な経験したり、関西に戻って中学の途中まではプレハブ校舎。
走るとギシギシと揺れたな。笑

蘇るエピソードは、悲しいことだけではなく楽しいことも、思わず笑ってしまうようなこともたくさんありました。

今までは、記憶に浸るのがかっこ悪いと斜に構えていたけれど、ふと昨日、今日を一年に一度「祈る日」にしようと頭に浮かびました。

私は、普段誰かや何かへ方向性のある祈りはしません。
どちらかと言うと、あえてしない。
何だか重苦しいから。

けれど、今日だけは祈ります。
めちゃくちゃ祈ります。
あの子のために。
あの人のために。

震災で傷ついた全ての人が健やかで幸せでありますように。