「綺羅ー!きすって何!?」
「っ!?!?!?」
綺羅は飲んでいたコーラを、ぷっ!と吹き出す。
そして慌ててタオルで飛んだとこを拭いた。
「あ、のな!順序があるだろ!?順序が!!」
急に怒りだし、さっきとは逆に私がは?ってなる。
「順序?」
「順序も知らないのか?正真正銘のバカ!」
「バカじゃないしっ!!」
順序も何もない。
だって、きすを知りたいだけなんだから。
「ねー、綺羅?」
「俺は知らね。他のやつに聞けよ」
ずいぶんとご機嫌ななめのようで、すねている。
この調子じゃ、教えてくれなさそうだ。
「…わかったよ。綺緒っちに聞くからいいもんねー!きすって何?お魚?お肉?」
「お魚ですよ。美味しいお魚です」
「そっか!ありがと!」
宿題のプリントに私は書き込んでいく。
綺羅は赤面しながらうつむいた。