大人になるということ。 | もえかおんらいん

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モデルやりよるけどかっこいいことは書ききらんけん、普通のことを書こうと思います。

今わたしは、横になりながらセミの声を聞いている。


(まだ起きたくない)






小学校の夏休み、学童でお昼寝の時間があったんよ。


学童はプレハブ小屋で、めっちゃ暑かったけど、床にゴザを引いてみんなで寝てた。


たしか扇風機は回ってたと思うけど、ばり暑かったな。クーラーとかなかったし。温度計見てびっくりするくらい暑かったんよ。


セミの声聞きながら、ゴザの香りに包まれて、暑すぎてこんなん寝れるかーって思いながらバッチリ寝てた。




まじであの毎日のお昼寝があったから今も暑い中眠れるんやと思う。



みんなでめっちゃやかんの麦茶飲んでたから熱中症にもならんやったのかな?


あの頃まだ熱中症って言葉もなかった気がする。熱射病とか日射病とかなんとか、曖昧な感じやったね。うわ、なんか歳とった感。笑




学生時代、家賃19000円のアパートでエアコンつけたら電気代上がるけんとか思って、でも窓開けて寝る勇気もなくて締め切った部屋で真夏の夜に冷房なしで寝てたらまじで意味わからんくらい短期間で痩せた思い出がある。あれは危険や。


でも学童で寝てたから大丈夫みたいな変な自信があったんだよな。うん、危険ですわ。






今は冷房つけて、ベッドで横になってセミの声を聞いてる。


大人になってしまったなあ。


でもたまには、ゴザの香りに包まれて寝てもいいな。




よし、近々ゴザを買いに行こう。




(まだ起きたくない)