5歳11ヶ月のASDの息子が言った言葉。
「すごいね、て言われたくないの。」
人に注目される言葉、
人に注目されること、それ自体が苦手な息子。
すごいねって言われると、目立つことだと思うらしくすごく嫌な気持ちになるんだと教えてくれた。
たどたどした言葉で、
僕は人が嫌だって思うことがわからない。
すごいねって言われると楽しくなって止まらなくなる。
止まらなくなると嫌なことしちゃう…
と言う。
私、

感受性が高い息子。
知能が高い息子。
私の言葉一つ一つを、もっと深くまで捉えていました。
娘
ちゃんが嫌だって言ってる。

人が嫌なことは辞めなさい。何度もしないで。
1回で辞めて。
知能が高い息子。なんでもできる息子。
教えなくても年少さんではひらがな、10までのたしざん引き算、地形や日本地図、
年中さんではカタカナ、身の回りの漢字、10桁の足し算引き算、英単語、時計の読みや人体の細胞、
とにかくいろんなことを吸収した息子。
だから親はまだ年中5歳子でも、なんでもできると思ってしまう…
自分をコントロールすることができるはずがないのに。息子が一番苦手な部分。息子が一番年齢相当な部分。そこをフォローできない私。
私が息子を責めている。
赤ちゃんの頃からずっと、息子が分からなくて怖くて可愛くなくて、母として愛も与えられないような私。
息子にとって必要のない私。私に抱っこされたりすることが苦手な息子。
でもそうじゃなくて、
息子がわかって欲しいと口にした言葉。
これは息子の成長で、私の気づき。
普通の親子みたいに、抱っこして、抱きしめてトントンしたり出来ないけど。
ごめんね息子。気づかせてくれてありがとう。
君が苦手なところを、ちゃんとちゃんと理解して
フォローするからね。