“世界が驚嘆したニッポン(2)「七宝 幻の赤を追う」”
月曜21時からのNHKBSプレミアムの番組、極上美の饗宴。今回の放送内容が興味深かったのでメモメモ。七宝焼の産地って意外と知らなかったのですが尾張が代表的な産地なんだそうです。今まで七宝焼を注目して見ることもなかったのですが、番組冒頭で作品を一目見て惹き付けられてしまいました。中でも安藤重兵衛作の赤透花瓶の赤が凄かった。現代風にいえばキャンディーレッドとかクリアーレッドとかそんな感じの綺麗な赤。明治中頃~大正初期の数十年間を七宝焼のゴールデンエイジというそうですが、安藤氏はその後期に活躍した人で、特に色彩感覚に優れた人だったようです。当時の日本は外貨を稼ぐ目的でこういった作品を万国博覧会などに頻繁に出品し、販売すると同時に作品の高い評価を得ていたようです。それ故、国内にはなかなかいい作品が残ってない、と。
七宝焼は土をこねて作る焼き物とは違って、花瓶なら花瓶の形の金属のベースの上に様々な色のガラス釉薬を敷き詰めて窯で焼きあげるもの。シルクロードで日本に伝わったというルーツがあります。釉薬には酸化銅(緑に発色)や○○コバルト(青に発色)などの金属を混ぜてるって事なので、これは花火の火薬と同じ仕組みなのかも。今回の番組で注目されてた赤透の赤には金を使っているとの事だったんですが、発色の原理が特殊で面白かったです。というのも、金はその粒子の大きさによって目に見える色が違ってくるそうです。10nmなら赤、もっと小さければ透明、逆に大きければ金色といった具合。配合割合や炉の温度なんかの条件が整わないと赤透の釉薬はできないようで、かなり大変そうでした。
世界にも認められた日本の七宝焼ですが第一次世界大戦で一度途切れてしまいます。それこそ必要な金属なんて手に入らなくなってしまうので当然といえば当然ですが。赤透の安藤氏も晩年は七宝焼の再建に努めたそうです。戦争によっていい物が失われるっていうのは切ないもんです。海外に行く機会があったら美術館でこういった日本の作品を見てみるってのも面白いかもしれません。あと、名古屋方面はたまに行くので今度は尾張の七宝焼にも目を向けてみたいもんです (*´д`*)
月曜21時からのNHKBSプレミアムの番組、極上美の饗宴。今回の放送内容が興味深かったのでメモメモ。七宝焼の産地って意外と知らなかったのですが尾張が代表的な産地なんだそうです。今まで七宝焼を注目して見ることもなかったのですが、番組冒頭で作品を一目見て惹き付けられてしまいました。中でも安藤重兵衛作の赤透花瓶の赤が凄かった。現代風にいえばキャンディーレッドとかクリアーレッドとかそんな感じの綺麗な赤。明治中頃~大正初期の数十年間を七宝焼のゴールデンエイジというそうですが、安藤氏はその後期に活躍した人で、特に色彩感覚に優れた人だったようです。当時の日本は外貨を稼ぐ目的でこういった作品を万国博覧会などに頻繁に出品し、販売すると同時に作品の高い評価を得ていたようです。それ故、国内にはなかなかいい作品が残ってない、と。
七宝焼は土をこねて作る焼き物とは違って、花瓶なら花瓶の形の金属のベースの上に様々な色のガラス釉薬を敷き詰めて窯で焼きあげるもの。シルクロードで日本に伝わったというルーツがあります。釉薬には酸化銅(緑に発色)や○○コバルト(青に発色)などの金属を混ぜてるって事なので、これは花火の火薬と同じ仕組みなのかも。今回の番組で注目されてた赤透の赤には金を使っているとの事だったんですが、発色の原理が特殊で面白かったです。というのも、金はその粒子の大きさによって目に見える色が違ってくるそうです。10nmなら赤、もっと小さければ透明、逆に大きければ金色といった具合。配合割合や炉の温度なんかの条件が整わないと赤透の釉薬はできないようで、かなり大変そうでした。
世界にも認められた日本の七宝焼ですが第一次世界大戦で一度途切れてしまいます。それこそ必要な金属なんて手に入らなくなってしまうので当然といえば当然ですが。赤透の安藤氏も晩年は七宝焼の再建に努めたそうです。戦争によっていい物が失われるっていうのは切ないもんです。海外に行く機会があったら美術館でこういった日本の作品を見てみるってのも面白いかもしれません。あと、名古屋方面はたまに行くので今度は尾張の七宝焼にも目を向けてみたいもんです (*´д`*)







