中村みはるです。
先日、日本西洋占星術界の巨匠・松村潔先生の講座に参加してきました。
やっぱりいいですね!!占星術の使いこなし方が好きです。
松村先生といえば思い出すのが、今は休刊となってしまいましたが、
雑誌『MISTY』で2009年ごろにマドモワゼル愛先生、
森村あこ先生との対談です。
そのタイトルは『母殺し』
物騒ですが、本当の殺人事件ではなく、
母と自分の関係をちゃんと理解し、問題点を意識することで、
心理的精神的に母を殺すことをテーマとして対談していました。
占星術のホロスコープ(出生図)上で、月は母を意味します。
同時にその本人の0歳から7歳の姿、感情、習慣を表しています。
さらに月のシンボルは蟹座で、蟹座は模倣が上手な星座です。
発達心理学的に考えても、このシンボリズムの考え方はとても面白いと思う。
赤ちゃんがまだ自我が目覚めていない無意識状態の頃から、
お母さんの模倣を始めて、どんどん真似して育っていく。
お母さんを一人の女性のロールモデルとしてコピーして育つ。
お母さんに「女の子はこうするものよ」と言われて受け入れて育つ。
ところが、大人になっても、無意識、感情、習慣レベルにまで母の影響が浸透しているから、
本人は母の真似や教育が原因で問題が生じても自覚しにくい。
月は特にその方のリラックスするポイントで、
コーチングでいえばコンフォートゾーンだったりするから厄介だ。
セッッションの中でも、一見仕事の話だと思って、奥を探っていくと、
親の話が出てくることは度々あって、
私の中では、親の存在はラスボスの扱いになっている。
占星術をしていると母殺しによく出会う。
本人の人生を奪還するのが私のミッションだと思っている。
また、その雑誌では、占星術家は母殺しのために占星術を使うとあり、
私自身もそうだった。
8歳の時に両親が離婚して、母とはそれから疎遠になってしまった。
その頃から占星術を学び始めたのだが、
母から大人のイメージはもう学べなくなったので、
占星術から大人になったらこうなるんだというイメージを組み立てて、
徐々に出来上がった。
母殺しが早かった私にとっては、他の人の母の影響が見えやすくなったのだと思う。
またその雑誌の松村先生の言葉には、
占星術家は占星術殺しをして始めて、占星術をうまく使えるようになるともあった。
それもここに来てよく分かった。
私は数年前の父の他界を機に占星術から足を遠ざけていた。
あんなに収集していた占星術の本をほとんど処分してしまった。
英国占星術学会の帰りに買った思い出の洋書もあったし、
今では珍しい高額な本も所有していたけれど、
焚書坑儒のように処分してしまったのだ。
でも、こうしてきたからよく分かる。
楽しさのあまり、依存状態だったのかもしれないと。
あのまま占星術の枠にとらわれていては、
現実の可能性や面白さにきちんと向き合うことができなかったのではないかな。
野生の勘もにっぶってしまっただろうし。
現実は小説より奇なり、現実は占星術より奇なり。
以前は正確にタイミングを計ったりしていたけれど、
最近では遊びをもたせて答えるようにしている。
実際、人生って時計通りに動かないし。
人の可能性や物事も、古典的な読み方では時代錯誤な答えになってしまうけれど、
ある程度自由を効かせられるようになってきたかもしれないと感じている。
ちょっと重い話になりましたが、実際のセッションはそんなんことないですよ〜。
ゆる〜くお話させていただきますのでご安心ください。
月末にセッション募集をさせていただきますので、お楽しみに🍎
