『電車男』は8年前ですかね。ずいぶん前に思えますね。大ヒットドラマでしたね。私も夢中で見ていました。いいともで名作を要約するというコーナーがありますが、『電車男』を要約すると「人生に絶望したオタクが恋愛に救われる話」でしょうか。巨大匿名掲示板の人々のアドバイスや励ましもあって。『あまちゃん』もめちゃめちゃ要約すると「都会に疲れた少女が田舎に救われる話」でしょうか。孤独な電車男にとってのエルメスがアキにとっての海や海女なわけです。しかし『あまちゃん』おもしろいですな。私も激ハマり中です。はじめの二週ぐらいは見ていなかったけど。なんかショートカットの女の子が海に飛び込んでるなあ、という感想でした。予告とか見て。それが母と弟が見ているのもあり、クドカンが脚本というのも弟から聞いて知り、おもしろいよ、という薦めもあり、つられて見ていたら、これがおもしろい。しかも加速してどんどんおもしろくなる。G M T が出てきたり、まあ、いろいろ。今ツイッターで中森明夫のあまちゃんツイートまとめを読んでいるけどこれもおもしろい。よみながらあまちゃん本編を思い出し、あらためて物語を楽しんでいる感じです。中森さんのアイドルに関する豊富な知識や鋭い洞察も読みごたえがある。もうすぐ『あまちゃん』は終わってしまう。とても寂しい感じもする。でも素晴らしい作品が素晴らしい作品のまま完成し、それを見れたことはとても幸せなことだ。『純情きらり』の時も物語の世界に入りこみ、なんだかその後の連ドラを見る気がしなかったものだ。何だか今でも『純情きらり』の中の世界を生きている気がしなくもない。あれは何年前なのか。ずっと続いて欲しいいくつもの物語が平行的に重なりあっているひとつの時間の中に僕たちは生きているのかもしれない。