うまくいっていたプロジェクトがうまくいかなくなる事がある。最近のドラクエはやっていないがドラクエの時にも感じた。ドラクエは抜群に面白く、信じられないほどうまくいっていたのだ。ハードがプレステに換わるとかスクエニとか聞いた時まずいなと思ったものだ。非常にうまくいっているときはメンバー構成みたいなものは極力変えないほうがいいのではないか、という考えである。モーニング娘。の卒業ラッシュの時も思った。勿論変わることで進化するとか絶えず血を入れ替えるとかいうのもあるが秋元康があれだけ前田敦子にこだわったのも「変えない力」なのではないか。「偉大なるワンパターン」である。ピカルの定理における大島麻衣は意外と肝であったと思う。代表的人気コント「白鳥美麗」と「ビバリとルイ」における大島麻衣の存在。大島麻衣は良くも悪くも女の子らしく、その意味で「女の醜さ」「女の愚かさ」「女の汚さ」「女の下劣さ」を強く感じさせるキャラクターである。それが各々のコントにおいて「酷い扱いを受ける」ことがどこか視聴者の溜飲を下げる所があったのではないか。女性視聴者も「可愛い女の子の汚い部分への嫌悪」というのがありコントを見てスッとする面があったのではないか。「魅力的なデブ」や「ゲイ」への愛と共に。大島麻衣のキャラクターは「ボーイッシュ」や「男勝り」や「中性的」や「エキセントリック」なタレントには演じられない。「俗っぽい女の子の嫌らしさ」を表現できる大島麻衣は大変貴重な存在だったのだ。ピカルの定理が新作コント作りに苦戦しているように見えるのもそんな理由があるのではないか。いささか調子に乗ってメンバーチェンジをし過ぎたのではないか。新メンバーも応援しているが。