Bunkamuraで「モネとジヴェルニーの画家たち」を見てきました。モネは『日傘の女』が好きです。今回『積みわら』や『睡蓮』があったのですが、今まで『睡蓮』の良さがわからなかった。しかし今回解説に「抽象表現主義の先駆的なものといえる」とあり、「抽象画」として見るといいかも。と思った。「睡蓮」や「太鼓橋」という対象と関係なく絵を見る。例えば絵を四分割して。するとポロックみたいなわけのわからない模様というか色彩というか線が浮かび上がる。しかし「印象派」というものも近くで絵を見てみればわけのわからない模様のようにもみえる。ただの線や点や滲みである。明確な輪郭といったものはない。野獣派、表現主義、抽象画、キュビズム、いろいろあるみたいだけど「反リアリズム」というか「自然な」人間の知覚を疑うというか問い直すというか、そんなようなことがあるのだろうか。しかし昔は宗教画ばかりだったのか。それは「現実的」とはいえない。ラスコーの壁画ぐらい遡ればそうだけど。それが「現世肯定」としてのルネッサンスなのだろうか。そこからリアリズムとか自然主義とか生まれるのか。そしてバロックとか幻想とか異様なものになっていくのか。「ロココ」はいつだろう。