11年前の夏劇場で4回観ました。続けて1日の内に。たけしさんの映画はどれも好きですが特に好きな作品のひとつです。あとは『ドールズ』とか。『菊次郎の夏』は豊橋が舞台のひとつで地元が近く、風景に親近感があるというのもありますね。撮影が豊橋かどうかわかりませんが何となく見慣れた風景です。「ちなみに」ということでこの映画が好きな理由というわけではないと思いますが。しかし日本の町の普通の風景がこんなに美しくというかかっこ悪くなく撮れているのもすごいと思いますね。景色に限られませんが。たけしさんの撮る「画」は何というか湿り気とか臭さが全くない。なにものにも依存しない映像が物がすっくと立っている。そのままある。そして諸々の事件が自由に繋がって流れていく感じだ。台詞やストーリーも現場でどんどん変えていくと聞いたけど。その瞬間に湧いたイメージがどんどん形になって繋がっていく感じだ。でも撮影に入る前に始めから終わりまで完璧に頭の中に完成した映画のイメージがあるというようなことも聞いた気がする。それはあるけど現場で変えてもいくということだろうか。しかしこれほどまでに超傑作を連発し続けるとは思わなかった。というか信じられない。すごい。凄すぎる。恐るべし。そしてありがたい。たけしさんはしんどいかもしれないが長生きして活躍し続けて欲しいものだ。私も頑張りたい。