NHKで多分再放送だと思うけどやってるのを途中からみた。その中で『草枕』からの引用があった。「涙を流すとする。その気持ちを俳句にまとめると、涙が遊離して自分は悲しむことのできる人間だ、という嬉しさだけが残る」みたいな。以前「誰にでも悩める日がくるから」という歌詞に感じたものも、こんな感じかもしれない。「悩む」ことが苦しみではなくて、ひとつの「能力」「力」「境地」のようなものと感じられ、喜ばしいことに感じられるというか。もしも「悩み」を「歌」にできれば喜びを感じることができるかもしれない。川本真琴の歌詞に「いい想い出化できない傷を信じていたい」というのがあったが。