昨日のリブロ池袋の公開対談の最後のほうで、岩井克人さんが「価値」の話をしているところで「ニーチェは人間は神を選ぶことができると言った」と言ったような気がしましたがよく聞き取れませんでした。しかし、そのような感じだったと思います。人間は「価値」を選ぶことができる。「物の見方」を「世界観」を「神」を「遠近法」を選ぶことができる。人間は「メタ価値」的存在だ。見慣れた既存価値に埋没し情報を摂取する。「堕落した情報があるのではない。情報自体が堕落なのだ」とフーコーだかドゥルーズが言ったそうだ。「情報は命令である」「情報を集めることは命令を集めることである」と佐々木中さんの本に書かれているらしい。「情報」をどれだけ集めても「物の見方」は変わらない。「情報」をきっかけにしてもたらされる別の何かに物の見方を変えられることはあるかもしれないが。「ある固定した物の見方」の「外」に出ることの魅惑。