まずコクーンタワー地下のブックファーストに行きました。渋谷の大きなブックファーストが移転するということで、ビルが取り壊されたのは何年前の事だったか。その近くに移った店には何度か行ったけど。新宿の店に行ったのは初めて。西口改札を出てしばらくあるき地上に出てスバルビルの隣にコクーンタワーが。地上に出なくても行けたみたい。帰りは地下から帰りました。佐々木中さんのイベントの予約が目的。しかし売り切れだった。本は読んでいないがなかなか興味深い感じだ。その足で東口方面へ。もうひとつの用事の為に。新宿ジュンク堂8階であるイベントに向かったのだ。予約はしていない。7階のカウンターで聞くとまだ券があった。中森明夫と高橋源一郎の対談である。アイスティーを飲みながら待っていると始まった。二人とも生で見るのは初めてだ。動いている中森明夫を見るのは初めてかも。二人ともそんなに悪い感じの人じゃない。中森さんも若々しく高橋さんも優しそうだ。大杉栄には私も興味はあったがほとんど知らない。60年安保でも70年安保でも戦後でも戦前でも大正でも明治でも過激な老人の思想に興味がある。まあ当時は若く、今生きていれば老人ということだが。この20年ばかり若者たちは妙に物分かりが良くなってしまったような感じがしないでもない。極端な物への嗜好や過激さが薄まっているような気がしないでもない。オタクにしろヤンキーにしろ根源的なところでの過激さが奪われているような気がしないでもない。この20年おもしろいものがなかったわけでは決してない。パフュームもはるな愛も鳥居みゆきも素晴らしい。デスノートも純情きらりも凄く良かった。今年もゲゲゲの女房、龍馬伝、まいん、四畳半神話大系、けいおん!!など最高だ。にせんねんもんだいも今年10周年である。ミスターチルドレンのこの10年も凄い。北野武の映画もある。古谷実の漫画も。中原昌也の小説も。しかし往年のサブカルチャーというかカウンターカルチャーというかアングラというか狂気というか猟奇というかエログロナンセンスというか思想的政治的芸術的過激さの熱狂のようなものが文化の奥深くに潜伏してしまっているというか、妙に口当たりのいい形で一般化しているというか。しかしそろそろ溜まった熱狂が爆発する時代が到来するかもしれない。