水産庁は3日までに、大型まき網漁船によるクロマグロ漁獲に過少報告があったとして関係漁船に報告を修正するよう指導した。養殖用の活魚の尾数や重量が1割程度少なく報告されていたもよう。同庁は再発防止策として活魚のビデオ記録の保存などを求めている。

 同庁は今年3月以降、尾数や重量の把握が難しい養殖種苗(活魚)の漁獲成績報告に疑わしさがあった8社12隻を対象に漁業法74条に基づく立ち入り検査を実施した。