～大人と子どもの保健室～
▶「自分を生きる」を見つめる場所
▶「自分の生き方」に気づく場所
身体・心・魂（潜在意識、本来の自分）を大切に
これら全てへのケア、全てからの気づきが
もたらされるように導いています。
そのための
をご提案しています。
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MOEの体験談
～闇黒の海で生死を彷徨った経験から～
2022年8月から約３カ月
人生でこれほどまでの
暗闇を体験したことがない…
そんな期間を過ごしていました。
自暴自棄になっているのでもなく
ただ自分という存在が
「無」の感覚の中で何も感じず
自分自身の生命力もなく
自分がここに生きていることに
何の執着も想いも感情もなく
むしろ全てやりきった達成感を
得ているほどに全てが完結している。
生ききったやりきった今世に
感謝と満足感で満たされてるからこそ
もう私の生命は本当に十分だと感じ
感謝と至福感の中で
自死を迎えようとしていました。
覚悟というものを超え
自死が私の今世のシナリオ通りなのだと
それを実行できる喜びに満ちていた私。
自死の経緯も完璧に私の中で出来上がっている。
突然そんな私を留める出来事が起き
自死へ向かうことを忘れるほどに
集中する必要のあることが
私の目の前で展開され
２ヶ月間はそれを見守ることで
自分を生きているというより
勝手に生かされている時間を過ごしました。
そしてその出来事が落ち着いた時
あれ？この２カ月なんだったのだろう？と
ふと我に還ったのです。
今回の出来事は私の自死するというシナリオに
何も関係するものでもないんだと気づいた時、
今度は「闇黒の海」に浮いている私へ
一気に吸い込まれていきました。
何の光もない、動きも揺れもない
鎮まりかえった漆黒闇黒の海…
そこに怖さも何の感情もない
そんな海に浮いていると
「無」ではなく「空」
自分がぽっかり空いているという
空いてるのにとても重く鎮められるような
そんな領域に浮いていました。
そこに何の行き先もありません。
２カ月前は「死」という行き先がありました。
今回は何もないのです。
行き場のない闇黒の海にいる私は
ただただ重くて暗闇に吸い込まれて
地に足がつかない
自分自身を感じられない状態。
どんどん呼吸が苦しくて、
どこへも行き場がない、動ける道もない
闇黒の抜け方も分からない。
どの行き先も浮かばない決めれない私へ
ある人が言ってくれた「死ねば？」に
私の行き先を決めてくれて
提示してくれた感謝と喜びが湧きあがる
この闇黒の海から抜け出せる安堵に
胸がおどる、そんな状態でした。
そしてその2週間後にやっと
その闇黒の海から抜け出せました。
途中、その海がグレーになっていく
段々とグラデーションを帯びてきて
目が開いた時には闇黒の海がなくなり、
現実的に私の目に差し込む光の眩しさ
耳に入る様々な音の振動の細かさを感じ
ゆっくり深呼吸できるようになっていました。
やっと私が私を感じることができた
私という生命の躍動、温かさ、生々しさ
身体や五感の感覚、自分以外からの刺激を
受け取れるようになったのです。
私が持っていた感覚的能力をも
私自身が閉ざしていたことにも気づき
私が私自身を取り戻し
今ここにいる私を感じて
私が生きることに還ってきました。
そこに意味も価値も必要なく
ただ私という生命を生きること
それが全てなのです。
生きていると何らかのきっかけや出来事で
自分を閉ざすような
死を意識するような状態になるかもしれません。
今回の私のように
自分の意志や意識とは別のところから
誘われるかのように導かれる生死の彷徨いや
闇黒の体験があるかもしれません。
そのようなとき
自分で決めず解決しようとせず
行動に出す前に一度セッションへきてほしい。
自分以外の人と共に見つめる感じる
機会やサポートを得ることで
自分の深層から気づく
拓かれることの大きさを
私が体験したからこそ
同じようにそのお手伝いをできればと
強く願います。
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