No.84 電気とお湯とネットのない夜 | OLは青年海外協力隊になってドミニカ共和国へ

OLは青年海外協力隊になってドミニカ共和国へ

青年海外協力隊(27-1次隊)としてドミニカ共和国で生活した記録。コミュニティ開発。活動のこと・ドミ共の人々&文化のこと・観光情報など、現地に密着したからこそ言いたいこと&伝えたい情報

この国は、停電が頻繁に起こります。

昼間の10時から17時まで電気が来なかった日もあります。
大抵のビルや店はインベルソルという発電機を設置していて、重要なものには電気が途切れないようにしているはず。
家庭では、発電機のある家とない家があり、発電機があっても停電中は使えるものが制限されます。
貧しくて発電機の買えない家庭もたくさんあると思います。


で。
昨日は村を訪問した後、そのまま知り合いのお宅で夜まで雑談をしていました。

そしたら20時くらいに電気が切れた。

幸い家の中は発電機で明かりがあったけど、街灯が切れて通りは真っ暗。
山の中なんじゃないかと思うくらい暗かった。

なぜかここで私は、チャンスだ!と思いました。

星を見よう!と思いました。
なので通りに出て空を見上げました。
ドミニカに来てまだ星を見てなかった。


不思議だと思ったのが、通りは本当に真っ暗なのに、ドミニカ人は誰が通ったかを認識していて、会話をしているんです。
私は人が通ったことさえわからなかったのに!すごい!
特殊能力か、これも地域の繋がりが濃いからだと思いました。
暗闇を利用して悪さをしたヤツがいたみたいで、通りが騒がしかった(笑)


結局、翌朝の9時くらいに電気が戻りました。

電気がないとタンクの水が湧かせず、お湯なし。
冷蔵庫にも電気が行かないからただの食品庫。
ポータブルwifi持ってないからネットもナシ。
もちろんテレビもつかない。


そんな中でもドミニカ人は相変わらず陽気で気さく。家に帰ったら家族の友達が来てきて酒盛りをしていたので混ざらされました。
テレビよりもネットよりも有意義。

満天の星空も見れてラッキー♪


日本では停電なんて一大事だけど、ここに来て意外と冷静に対応できている自分がいます。
たくさん歩いたり、停電の夜を経験したり、協力隊っぽい?


☺︎今日のスペイン語☺︎
¿Te vas? 
行っちゃうの?