カラオケの最初の誰も歌い始めない雰囲気が大嫌いな小川です。

今回は、リチャードカーティスが手掛けた「アバウトタイム」についてお話ししたいと思います。
ネタバレを含みますので注意してください。
何の取り柄もなく今まで彼女も居たことのない主人公は21歳の誕生日に父から衝撃の告白をされます。
告白内容は
「我が一族はタイムトラベルができる」
というものでした。
最初は父がいつものように冗談を言っているのだと流しますが、あまりに真剣に話してくる父の言う通りに、暗い場所に行って戻りたい時間を念じてみました。
見事タイムトラベルに成功した主人公は、この力を使って彼女を作ろう!と考えます。
夏休みになり妹の友達が家に一週間泊まりに来ました。その友達に一目惚れした主人公は最後の日に思い切って告白をします。ですが妹の友達は、
「最初の日に言ってくれれば良かったのに‥」
と主人公の告白を断ります。
タイムトラベルができる主人公は、その力を使い最初の日に戻って、友達に告白をします。ですが友達の返答は、
「最初の日にいうなんて‥」
ここで主人公は時間は戻れても人の気持ちは変えられないということを学びます。
そのまま彼女もできず弁護士になった主人公はたまたま友人に連れられて行ったレストランで出会った女性と意気投合。
何と初めての彼女ができるのです。
そのまま幸せな時間が流れていき、二人は結婚、可愛い女の子も生まれました。
そんな矢先、妹が交通事故に遭います。妹は前から付き合っていたダメ彼氏のせいで、ろくに働かず、何の生きがいもない生活を送っていました。
妹をダメにしたのは彼氏の盛大と考えた主人公はタイムトラベルをして、妹と彼氏が出会わないように仕向けます。
戻ってきた主人公はやる気に満ち溢れている妹を見て、タイムトラベルの成功を実感します。
そして家に帰ったら主人公は女の子であった自分の娘が、男の子になっていることに衝撃を受けます。
すぐに父に相談すると、子供はその時のタイミングが1秒でもずれると違う子供になってしまう。と言われます。。
つまり、子供が生まれる前には戻ってはいけないということです。
ここで主人公は何かを得るには何かを捨てないといけないのだと学びます。
そして、1番の親友であった父が亡くなります。
主人公は父が亡くなってもタイムトラベルをして何回も父に会いに行くことができました。
ですがある日妻からもう一人子供が欲しいと言われます。
子供を作るということは、父との永遠の別れを意味します。
主人公は悩みました。そして、少しだけ時間をくれと言いタイムトラベルをして父の元に行きます。二人で卓球をして楽しみますが、主人公が泣き出してしまいます。その涙を父はすぐに最後の別れなんだと理解しました。
主人公はここで、タイムトラベルなんていらない。失敗したり、幸せを噛みしめたり‥
ごく普通の日常がなによりも幸せなんだと学ぶのです。
タイムトラベルを通して、様々ことを学ぶ主人公の物語となっています。
父との別れのシーンは私もジーンときました。
是非見てみてください。
