「あのホテルに泊まってあの列車に乗る」豪華旅行は、確かに私の夢でした。
そして、もうひとつ。
「もっとゆっくり滞在して、あの向かい側の山に登ったりしてみたい…!!!」

…実は今回、具体的に旅行の計画を立て始めたのは、
出発の2ヶ月弱ほど前。
その時点で既に、ホテルも列車も、日によっては満員になっていることも、確かにありました。
でも、どうしても予約が取れなかったのは、ホテルや列車ではありません。



そう、向かい側の山・ワイナピチュ
一日400人限定、1ヶ月前には予約を…と様々な媒体に書かれていたものの、
4月上旬の時点で手を尽くして調べたものの、既に6月中旬まで空きはなし
ホテルやハイラム・ビンガム号の運営企業がもしかして特別枠を持っていやしないかしら…☆
と淡い期待をかけて問い合わせてみたものの、
「ハイシーズンは通常3ヶ月以上前にご予約いただくことが必要となります」と、
コンシェルジェからのメールはつれないものでしたガーン

というわけで、彼が勧めてくれた「even betterなセカンド・プラン」
マチュピチュ山へ登ってみることに。
ワイナピチュ同様、マチュピチュの入場チケットと同時の予約が必要ではありますが、
ワイナピチュよりも断然、入山可能な人数が多い!

遭難しないように? 入口で名前と国籍、パスポート番号などを書き、
階段状の部分も多く比較的登りやすいコースをトレッキングするうちに見えてきたのは…



ワイナピチュをも見下ろす景色キラキラ

ただし、残念なことがひとつ。
「何で乾季なのに曇ってるの…でも涼しくていいわ♪」と曇り空の下
サクサク登っていたのですが(ちなみにまだまだ観光地としてはのんびりしたペルー、
「あと●メートル」という表示がないので、どこまで登るのかわからず、
だんだん疲れてきます;)
気付いたら霧、というより雲よりも高い位置を歩いていたようで…
眼下の世界を見下ろすことができなくなってしまいました。
そのうち大雨まで降ってきたので、あえなく退散ダウン



前回はたった数時間の滞在だったマチュピチュ遺跡をじっくり歩けたのは事実ですが、
それでも見ることはかなわなかったワイナピチュに、マチュピチュ山の山頂から見た景色。

…「3度目」がもしあるなら、次こそは3カ月以上前から計画して、完全制覇する…!!!

とこりずに決意したのでした。



【2015年5月】