10月23日、第3回埼玉県国保運営協議会が開かれ、委員として出席しました。
 
今回の国保運協は、8月に実施した県民パブリックコメント(113件)市町村からの意見(28件)聴取を踏まえて、第2期県国保運営方針案に加筆修正を加えたものについて審議しました。
 

 
↑これは市町村の意見と県民コメントの特徴的な声をまとめたものです。
 
ご覧いただければわかるように、「赤字解消・・・が困難な場合は市町村の実態を踏まえた(赤字解消目標を)設定とする旨の文言を追加すべき」という市町村からの意見が5件寄せられています。
 
以下、2枚の資料が、市町村の意見と、それに対する県の考え方を記載した資料です。
 
 
 
ピンクのマーカーでチェックしているのが、5件の意見です。
 
これらの意見に対し県が示した考えは、簡単に言えば、「それでもこのままの運営方針でやります」というもの。
 
●私:「各市町村から、市町村の実態に合わせた目標設定ができるように文言を追記してほしい、とこんなにも意見が寄せられているのに、追記できない理由は何か。追記することで国からペナルティーがあるのか」
●県:「例外規定を設けると他の目標にしわ寄せがいくことになるので追記しません。また、追記することによる国からのペナルティーはありません」と県。
 
ちなみに、県民パブコメ113件については、まったく運営方針案に反映されませんでした。
 
県は「市町村の法定外繰入れ解消を拙速に決めるのはやめてほしい、保険税や一部負担金の減免を拡充すべきなどのご意見をいただいた。これらの要望については政府要望として別途、国に要望しているので県の運営方針案には反映していない」と説明。
 
●私:「反映しないのならば何のための県民コメントなのか
●県:「県民の意見を把握することが目的。方針に反映するか否かに関わらず参考にするため
 
 
 
↑この資料の右上の囲みにあるように、県は今後、5市町村におもむいて、今後の赤字削減の取り組みについて必要な助言を行っていく、とのこと。
 
●私:「県はどんな助言、フォローを行おうとしているのか。国保税の引き上げなどについても求めていくのか」
●県:「各市町村の計画に無理があったのか、達成できない理由はなにかを一緒に考える。助言としては、収納率向上や国保税引き上げについても助言することはある」
 
今回、こうして県の運営方針案について最終審議をしたわけですが、私は全く納得がいきません。
 
市町村の意見や県民コメントをしっかり反映し、赤字解消や保険税水準統一を拙速に進めていくような県の運営方針案は撤回すべきです!!
 
私は、反対意見があったことを、答申の際、資料で添付するよう求めました。
 
今後、知事へ答申する際には、「この方針案に対し、反対の意見があったことも、知事に丁寧に説明する」(課長)とのことです。