特集(2)~長い夜
シカゴ「1」「2」「3」ではそのブラス・ロックを前面に打ち出し、テリー・キャスのブルースなギターとロバート・ラムとジェイムス・パンコウのメロウなサウンドを中心に、時にプログレッシヴでもあるブラス・アンサンブルのアプローチは実に革命的であった。かのジミ・ヘンドリクスもホーン・セクションやキャスのギターを絶賛するほどに。「beginnings」「questions67/68」のヒット曲を筆頭に、1stは実にバランスのとれた作品であり、2ndは組曲から「make me smile」、この上ないスリリングさにセテラのハイ・トーンのヴォーカルが超絶品な代表作「25or6to4(長い夜)」のヒット曲でその魅力を見せつけた。3rdではさらに組曲を押し進めてスケールも壮大に。「elegy」からの「the approaching storm」は彼らの真骨頂でもあろう。
と、ここまでが第1期シカゴになるだろうか。