宝塚歌劇団宙(そら)組の話です。


9月末に宙組の劇団員・有愛(ありあ)きいさんが自宅のマンションから飛び降り自殺した。

以降、週刊文春誌上で、自殺の原因に壮絶なパワハラやイジメがあることなどを毎週に渡って取り上げられた。


劇団からは、以下のようなアナウンスがあったが、過去の事例からそのうち沈静化するだろうという読みがあったはず。


ほかの週刊誌も後追い記事を書くようになり、ますます拡大する様相をみせ、劇団の思惑どおりに行かなくなったので、外部弁護士による調査チームを設置したが、後手後手の対応だったことは明らかだった。


金曜日に遺族が事実の公表と謝罪を求めて会見を行い、パワハラによる自殺のことが世間一般に知られるようになった。


この会見を行った弁護士が川人弁護士で、どこかで聞いたことある名前だと思ったら、あの電通の過労死自殺をした女性の代理人弁護士だった。


同日に雪組・劇団員の一禾(いちか)あおさんの休演が発表になった。


一禾あおさんは、有愛きいさんの双子の妹なので、このまま退団しちゃうんだろうなぁ。


文春砲が出たときには、話半分くらいの感じでとらえていたが、弁護士による会見を聞くとそのほとんどが事実だったことが分かり、改めて文春砲の凄さを感じた。


歌劇団の一番新しい組である宙組は、今回のことで解散せざるを得ないだろうと思っている。