オレンジの悪魔こと京都橘高校吹奏楽部の凄さが分かる動画を見つけた。

YouTubeで公開されているテレビ番組内の『吹奏楽の旅』でいろいろな高校の吹奏楽部に密着したものを見たが、京都橘が他の高校と違うのは、上級生が下級生を徹底的に指導することにある。
他の高校では、少し怖そうな先生(笑)が練習から厳しく指導している。

さらに、京都橘では、踊りの振付けやマーチングの隊列などは生徒たちだけで考えている。

1本目の動画は、ほぼナレーションとなっているが、ナレーションを理解して最後のsing sing singのパフォーマンスを見ると感動すら覚える。
よく見るとsing sing sing のとき、下半身は激しく動くのに、上半身は微動だにしない。だから、ちゃんと演奏できるんだけど、彼女たちの体感の強さに驚くばかりである。


2本目の動画は、テレビ番組内の吹奏楽の旅で京都橘を密着取材したときのものである。

他の高校では、ドラムメジャー(指揮者)を一種のパフォーマーととらえているが、京都橘では、練習のときから3年生のドラムメジャーが吹奏楽部全体を指導している。



ところで、タイトルの『ゴメハ』は、『5mを8歩で歩く』ことである。

マーチングバンドの基本中の基本のようである。


美爆音と称される習志野高校吹奏楽部と比べると音楽性では劣るところがあるかもしれないが、その圧倒的なパフォーマンスは海外からも絶賛されている。


入院中に彼女たちのマーチングに元気づけられたので、生命保険の給付金が入ったら寄付をしようと思っている。