久しぶりに日本透析医会のホームページを除いてみると、『オミクロン株XBB系統流行後の透析患者における重症度と致死率について』(詳細は、こちら。)という記事が掲載されてた。
これによると、
透析医会が全国的な集計を終えたあとも、20都府県61施設から情報提供の協力があった。
現在、オミクロン株XBB系統による第9波の真っ只中にあることから、5月12日から9月12日までの、透析患者の重症化リスクや致死率を公表した。
約3.5ヶ月で1施設あたり4.2人の患者が発生しており、これは第7波や第8波と同等かそれ以上の患者数が発生している。
重症化リスクの高い酸素飽和度94%未満の患者は14.0.%で、これまでと変わらない。
致死率は2.3%で、第7波の2.2%、第8波の2.9%と同等の致死率である。
70歳以上の致死率は3.8%と高率で、70歳未満の致死率は0.8%と低いように思われるが、第7波の一般人口の致死率が0.1%なので、やはり透析患者の致死率は非常に高いことが分かる。
ま、株や系統が変わっても、透析患者は注意しないといけないということだね。