名古屋の喫茶店=コメダ珈琲店だと思っている人が結構いる。
コメダが全国区のお店になってしまったのは、名古屋人として嬉しくもあり、寂しくもある。
でも、まだまだ名古屋独特の喫茶店チェーンはある。
昨日は快気祝いを買いに出かけたついでに『コンパル』という名古屋市内に9店舗ある喫茶店に立ち寄った。
注文したのは、エビカツサンド、カツサンド、アイスコーヒーである。
コンパルのアイスコーヒーは独特な作り方をする。
デミタスカップに入ったホットコーヒーと氷だけが入ったグラスが運ばれてくるので、ホットコーヒーにお好みの量の砂糖を入れて溶かす。そのコーヒーを氷の入ったグラスに一気に注げば、アイスコーヒーのできあがりである。写真には写ってないけど、お好みで本物のフレッシュ(生乳200mlと同じだけの乳脂肪分)を入れる。
うちの母もそうだけど、お年寄りは残ったフレッシュを乳液のように手の甲にすり込む。(汗)
コンパルのアイスコーヒーは、ホットコーヒーを急冷して作るので、その香りや風味が普通のアイスコーヒーとは全然違う。
エビカツサイドには、エビフライが3本使われている。
エビカツサイドやカツサンドに入っている千切りキャベツは、昔に比べてずいぶん少なくなった。
昔はカツの厚さの倍はあって、とっても食べにくく、必ずキャベツをこぼしていた。
こぼすと言えば、コンパルのアイスコーヒーをこぼさずにグラスに注ぐことができれば、立派なコンパル通である。