話が脱線してばかりいるので、ブログが現実に追いついていない。m(._.)m

先々週の木曜日は、福井県小浜市で打合せだった。
小浜と聞いて小躍りしちゃった。
というのも、小浜市のお隣の若狭町には、ずっと前から行きたかった『福井県年縞博物館』があるから。
友だちと行こうと約束してたけど、なかなか都合が合わず行けずじまいだったので、友だちには申しわけないけど、出張のついでにじっくりと見てきた。
 
当日は折からの大雨で北陸自動車道は、敦賀IC~武生ICが通行止めだったが、敦賀JCTから舞鶴自動車道に入ると雨が小降りになって、年縞博物館に着いたころには、晴れて暑いくらいだった。
 

 

年縞(ねんこう)とは、湖底の堆積物のことで、1年ごとにバームクーヘンのように1層ずつ縞のように形成される。

下の図(年縞博物館のHPより拝借)のように春から秋にかけては、プランクトンの死骸などが積もるので暗い層となり、秋から冬にかけては黄砂や鉄分が積もり明るい層となるので、明るい層と暗い層で1年分(0.8mm)となる。

 

 

三方五湖のひとつである水月湖の湖底には、この年縞が何と7万年分存在する。7万年分ですよ!!!

下の写真は、年縞博物館に展示してある7万年分の年縞のすべてである。

 

 

下の写真は年縞の一番新しい層で、200年くらい前までの層なので、読者の人が生まれた年が必ず含まれている。