木曜日は佐賀県庁で打合せだったので、打合せ後に隣の佐賀城跡に復元された佐賀城本丸御殿歴史館に立ち寄った。
佐賀藩は、外様藩の中で8番目の石高35万7千石を誇り、260年もの長きにわたり鍋島家が治めていた。
この本丸歴史館は、十代藩主鍋島直正が天保9年(1838年)に再建した本丸御殿の一部を復元したものとなってる。
一之間、ニ之間、三之間、四之間および南廊下(右側の廊下)を合わせると320畳となる。
名古屋城の本丸御殿と比べると何となく質素な感じがすると思ったら、襖絵が描かれてなかった。
8番目の石高なのに、なぜ?
当時、外国との貿易の窓口になってた長崎にある出島(幕府直轄領)の警備を福岡藩と佐賀藩が交代で勤めていたため、藩の財政を圧迫してた。
だから、倹約できるところは切り詰めたようだ。
そのため、通常は板張りである廊下を畳敷きにして広間として使えるようにしたようだ。
お城とかにある釘隠しもなかった。
甲冑を借りてコスプレしてみた。
凛々しい姿でしょ。(笑)